初心者にやさしい、コンパクトデジカメに近い機能を持ったデジタル一眼レフが相次いで登場。「初心者向けは最も台数が売れる主戦場。これから伸びる市場なので力を入れたい」(ソニー)と各社とも力を入れている。
キヤノンは4月に発売した「EOS Kiss X3」に、写真用語の分からない初心者でも設定しやすいように「写真を明るく・暗く」などのシンプルな操作で写り具合をコントロールできるクリエイティブ全自動モードを搭載した。
うっかり逆光で撮っても、顔検知機能を利用して明るく写るような機能も盛り込み、初心者でも失敗しないような機能に磨きをかけた。
ニコンは今月発売した新製品「D5000」にコンパクトデジカメのように液晶画面の角度を自由に変えられるバリアングル液晶を採用した。
ライブビュー撮影と組み合わせることで、従来の一眼レフでは難しかったハイアングルやローアングル、カメラを自分に向けて撮影する自分撮りなどが、初心者でもできるようにした。
ソニーも初心者向けの新型一眼レフ「α380」「α330」「α230」の3種類を6月に投入する。小型軽量化を図りながらスタイリッシュなデザインとし、コンパクトデジカメからステップアップしたユーザーが簡単にカメラを使いこなせるように、「ポートレート」「風景」などモードを選択するとその効果について文章とサンプル写真で分かりやすく説明する機能をつけた。【米田堅持】
毎日新聞 2009年5月31日 東京朝刊