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政治

民主・岡田幹事長「開発局こそ廃止」 政権交代後4年以内に (05/27 10:01、05/27 15:20 更新)

政権交代後の分権改革に意欲を示す岡田幹事長

政権交代後の分権改革に意欲を示す岡田幹事長

 民主党の岡田克也幹事長は二十六日、北海道新聞のインタビューに答え、国の出先機関を原則廃止する党方針について「開発局こそ廃止だ。道庁ができることを同じエリアでやっている二重行政の最たるものだ」と述べ、開発局を例外扱いしない考えを示した。政権交代した場合の廃止時期については「(衆院議員の)四年任期の間にはやる」と述べた。

 開発局廃止については、道内選出の民主党議員から「地域事情を考えるべきだ」との慎重論が出ている。岡田氏は「国の予算配分が減るという心配が現実とならないような担保を設定する」と述べ、廃止する場合は地方への税財源移譲にも十分配慮する考えを示した。

 岡田氏は二十三日に帯広市を訪れた際、北海道新幹線について「北海道は新幹線より飛行機」などと建設計画見直しとも受け取れる発言をしたが、インタビューでは「地元の意見を無視して勝手に決める立場にない」と説明。ただ、「(政権交代後は)さまざまな無駄遣いを見直す。何が無駄遣いかはこれからの議論だ」とも述べた。

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