2009年5月31日 12時48分更新
岡山県内の去年1年間の刑法犯の検挙率はおととしに比べて2ポイントあまり高くなったことが岡山県警察本部のまとめでわかりました。
それによりますと去年1年間に県内で認知された刑法犯の数は2万7000件あまりで、このうち29.9パーセントにあたる8000件あまりが検挙されました。
検挙された数はおととしに比べておよそ50件増え、検挙率は2ポイントあまり高くなっています。警察では検挙率が上がった理由として去年3月に刑事部に暴力団などによる組織犯罪を専門に取り扱う部署を新たに設けたことや街頭のパトロールを強化したことなどを上げています。
一方で、悪質商法などの暮らしに関わる犯罪や、インターネットを使ったサイバー犯罪などが増えていることから、警察では今後、こうした分野でも対策を強化したいとしています。