6月1日より改正薬事法が施行されます。
(1) 第1類医薬品(特にリスクが高いもの)
一般用医薬品としての使用経験が少ない等、安全上特に注意を要する成分を含むもの。 (例)ガスター10、リアップ 等 (2) 第2類医薬品(リスクが比較的高いもの)
まれに入院相当以上の健康被害が生じる可能性がある成分を含むもの (例)かぜ薬、解熱鎮痛薬、漢方薬、妊娠検査薬 等 (3) 第3類医薬品(リスクが比較的低いもの)
日常生活に支障をきたす程度ではないが、身体の変調・不調が起こるおそれがある成分を含むもの (例)ビタミン剤、整腸剤 等 改正薬事法施行前までは、第1類から第3類医薬品までいずれもネット販売することが可能でした。しかし、2月6日に公布された改正省令、および5月29日に公布された経過措置に関する改正省令に則ると、ネット販売が可能な医薬品が限定されます。
第1類医薬品はネット販売ができなくなります。 ケンコーコムは、第1類医薬品はネット販売しません。第2類医薬品は5月31日まで購入された方、または離島にお住まいの方のみに、ネット販売いたします(詳しくはこちら)。第3類医薬品は従来通りネット販売いたします。 ケンコーコムは第3類以外の医薬品のネット販売を禁止する省令は公布されるべきではないし、公布されてもそれは是正されるべきだと強く主張してきました。にもかかわらず、それが容れられず、改正省令の施行日である6月1日を迎えることは、誠に遺憾です。 何のためにこのような不自由を強いる法令を厚生労働省が作るのか、全く理解できませんが、省令が存在している以上、やむを得ず、ケンコーコムは当面、このルールに則った販売を行います。 2009年5月25日、ケンコーコムはこのような不合理な省令が憲法違反であるとして、東京地方裁判所に行政訴訟を起こしました。現在のような不条理な状況が一刻も早く解消されるよう、ケンコーコムは決して泣き寝入りすることなく、この訴訟に全力で取り組んでまいります。 しばらくの間、不自由をおかけしますこと、心よりお詫び申し上げます。 |