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フレイヤのスイッチを押すことによって次々と命が散っていくことに涙を流しているナナリー。でもそれはそれとしてあっさりと押しまくる辺りが鬼畜一家の血を争えないです。前回も散々言ったけど
リアルにこんな一族がいたら嫌だよ……
シュナイゼルに切り捨てられそうになる黒の騎士団も、星刻が待ったを掛けたおかげでフレイヤ発射までの10分間だけ首の皮がつながります。で黒の騎士団はというと
卑怯!後ろをバック!?
1期最終回のオレンジを何故か思い出してしまうアヴァロンの背後から攻撃を仕掛ける作戦に出ます、別に卑怯でもなんでもないですが。しかしたった1機のランスロット・アルビオンに次々と撃破されていきいます。
吐血しながらもアヴァロンを撃墜する星刻>スザクに手も足も出ないが思われ人の千葉に助けられる藤堂>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>「俺たちの因縁に決着を!」と気前のいい台詞吐いておきながら瞬殺される内務掃拭賛助官の玉城(笑)
まあこの扱いに関しても前々から分かっていたことですが、最終決戦にして名有りのキャラがあまり死なないのは賛否両論とは思います。しかしルルーシュを裏切るにしてももうちょっと頭使ってくれよ(第19話の捏造の可能性大のシュナイゼルが用意した証拠をあっさりと信用)と言いたくなる数名のキャラには否を唱えたくなったりして。
咲世子さんやロイドとセシル、フレイヤの機能をキャンセルする方法を託したニーナに別れを告げたルルーシュはC.C.の待つ格納庫に向かいます。「ギアスがあったから自分は歩き出すことができた」と感謝の言葉を述べてラブラブ空間を築きあげます。
ルルに振られた腹いせにヤンデレ化したカレンが乱入してきました。C.C.はルルーシュを逃がそうと、竹田プロデューサーが何故かマネージャー役で声を当てていたで自分のみにお馴染みのミーア専用ザクを髣髴とさせるピンク色ランスロットで応戦します。
幾ら不死身の魔女といえど機体性能+操縦技術ではカレンに敵うわけも無く海に投げ出されます。勝ち負けに拘る心が残っていたのかとC.C.はにやけますが、自分が負けたら愛するルルーシュの生命に危険が及ぶことを理解してのことでしょう。少しはスザクを信用してあげましょうよ。
この後、ルルーシュとスザクの連係プレイでブレイズの絶対防御を突破してダモクレス侵入したのは、超人的頭脳(ただし虚弱)ルルと超人的肉体(ただし脳筋)スザクにかかればできて当然だし、ギルフォード卿が生きているように見えたのは瀕死の重傷を負ったコーネリアの幻覚とすれば全て説明が付くのでここで長々と語るのは無意味でしょう。(えっ?)
というかこのアニメの本当の意味でのラスボスがあまりにも衝撃的だったので印象が薄いのです。
ちなみに欲が無いからといって勝つ手ではなく負けない手を打ち続けたシュナイゼルではありません。自分を殺したところでルルーシュもフレイヤで終わると言っていますが、通信映像で語っているのは録画映像で実は別の場所にいるというルルーシュの常套手段に屈して「ゼロに従え」ギアス(そういや重要人物単独には久しぶりですな)を掛けられます。かつて黒の騎士団内で報道活動を担当していたディートハルトがいるならばこの手は事前に聞いておくべきなのに、こんな失態を犯すようではラスボスと呼ぶには程遠いです。裏切り者のディートハルトは「ギアスを掛ける価値も無い」と罵られ、操られているシュナイゼルに撃たれてお亡くなりになります。
そしてラスボスが登場しました。
開眼して実の兄に「私にギアス掛けられるものなら掛けてみやがれ、このシスコン!」と脅迫しちゃったよ!
もちろんナナリーはこんな汚い口調は使いませんが、言ってる意味はそんなには間違ってはいないと思います。「妹だけは駒にしたくない、そのための世界を作る」とルルーシュがこれまで戦い続けた理由の根本に関わる問題ですから。ギアス掛けたらその時点で妹も駒扱いということです、そんなことにこだわっている状況では当然ないのですが。
スザクがナイトオブワンと対決したときに「生きろ」ギアスを強い意志で克服してみたように、ナナリーが若本皇帝のギアスを克服し失明状態から回復して落としたダモクレスの鍵を自力で見つけて拾ったわけです。ちなみにシュナイゼルはフレイヤでダモクレスを葬り去ろうと仕込んでいました、ルルーシュの棺にしようとして。つまりナナリーがフレイヤのスイッチを押して兄共々心中する可能性が出てきました。最終回どうなるんだ?
コードギアス 反逆のルルーシュR2 第24話 「ダモクレス の 空」 へのコメント一覧
最終回のルル山さんとのやり取りから察するに、開眼はナナリーの「世界の憎しみを自分が背負う」という強い意志によるものと考えるのが妥当でしょう。「生きろ」ギアスを克服したスザクのように。
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