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女子大学院生、万引見つかり噛む、引っかく

2009.5.30 05:04
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 プロレスの反則技を連発した女万引犯、しかも院生が捕まった。

 愛知県警は29日、コンビニで万引が見つかり、男性店長(49)の腕にかみつくなどしたとして、強盗致傷容疑で同県知多市西巽が丘の大学院生、遠藤由紀容疑者(23)を逮捕した。

 同店は「1997年に店を開いてから、こんな抵抗のされ方は初めて」と仰天。遠藤容疑者は「のどがかわいたが、お金がなかった」と供述、所持金は30円だった。

 逮捕容疑は同日午前10時25分ごろ、同県豊明市阿野町のコンビニで500ミリリットルペットボトルのウーロン茶と菓子「カラムーチョ」(計247円)を万引。逃げようとして男性店長の妻(45)の左腕をひっかいた後、そばにいた店長の右腕に歯形が残るほどかみついた疑い。病院で妻は全治1週間、店長は全治2週間の診断となった。

 遠藤容疑者は店に入った際、ピンクのTシャツにフレアスカート姿で左肩にバッグ、左腕に上着を掛けていた。「万引する気マンマン。長年のカンで分かる」と同店。案の定、挙動不審の動きを見せ、店長の妻が2階の防犯モニターで“捕捉”。ウーロン茶を手にした姿を確認した。

 しかし、遠藤容疑者が店長のいたレジで精算したのは126円のチョコだけ。ウーロン茶はなかった。「(万引したことは)分かっているよね」と店長らが聞いた。バッグの中には万引の品2点。「店の奥に来て」と言うと突然暴れ出し逃走。ただ携帯電話を店側が“押収”したままと気付き、いったん引き返して来たが、そこへパトカーが到着したため猛然と逃げたという。

 その後、50メートル先の名古屋鉄道豊明駅の改札内トイレで署員が発見。容疑を認めたため「御用」となった。


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