1.偽りの記憶[2]. [猫玉物語2]
とおい とおい おもいで.
ぼくがうまれたころ,なまえを もらった.
ずっと ずっと そのなまえでよばれて,
どこにいくにも いっしょ.
そらに かぜに はなした. いっぱい,いっぱい.
とおく とおく ずっとはしる.
おわらない ゆめに むかって.
とおい とおい かなた.
ともだちと であって おはなし いっぱい,いっぱい.
いっしょに ほしを おいかけて,
いっしょに ときを おいかけた.
どこにいくにも いっしょ.
そして,
ともだちの なまえを よんだ.
おわらない ゆめに むかって,
ぼくたちは はしり はじめたんだ.
2007-06-14 21:51
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