ホスピタリティってなんじゃ?
ホスピタリティ=おもてなし と一般的には解説されています。
間違ってはいませんが、本当のホスピタリティを知り、ホスピタリティ・ビジネスを成功に導いていくためには、ホスピタリティについてもう少し深く学んでいく必要があるでしょう。
さて、日本社会に定着した「ホスピタリティ」が付く言葉、あなたはいくつ思いつきますか。
ホスピタリティ産業 ホスピタリティ・ビジネス ホスピタリティ・マインド ホスピタリティ・マネージメント
このほか、ビジネス上の思惑から生まれた「ホスピタリティ」が付く造語も増え続けています。
「ホスピタリティ」を冠に付ければまるで「やさしく、心のこもった」ものに変身するかのようです。
この「ホスピタリティ」という用語が乱用されていることに私は危惧の念を抱いています。
それではホスピタリティとは何?定義は?
今後このページで、本一冊に相当するくらいのコンテンツを提供していきたいと考えておりますので、今の時点ではホスピタリティの定義については述べません。
なぜならば「○○と定義する」などと今から枠をはめてしまいますと、多くの読者の方々が難しく考えすぎてしまうのではないかという心配があるからです。
作家の井上やすしさんは、ものごとを表現するとき「難しいことは易しく、易しいことは深く」ということを大切にされているそうです。
ホスピタリティとは決して難しい概念ではありません。易しいものです。それだけに井上ひさしさんのように「深く」説明していけるよう努力していきたいと考えます。
ホスピタリティに携わっている方々の職種も様々です。ここで少しだけ考えてみてください。
ホスピスや病院のホスピタリティ、ホテルやレストランのホスピタリティ、そしてディズニーランドや娯楽施設のホスピタリティ
人を助ける病院、人を楽しませるテーマパーク、それぞれが提供している役務・サービスは全く同じではありませんね。
これがホスピタリティとは何か?を知るヒントなのです。
つまり、ホスピタリティとは、病院が、レストランが、テーマパークが、それぞれが「提供しているサービス」に共通する何かであるということが分かるということです。
乱暴な例えですが、それぞれが「提供しているサービス」をワードやエクセルのようなアプリケーションであるとすれば、ホスピタリティとは「提供しているサービス」の根底をなすもの、ウインドウズのようなOS(基本ソフトウエア)のようなものと言えるのではないでしょうか。建物と土台のような関係と言うこともできます。
サービスを提供している人の根底、根幹であるホスピタリティ。
それは、全ての「ヒト」の心根にある「おもいやり」や「良心」であると私は考えています。
ホスピタリティとは何?実践方法は?・・・大学や専門学校では数年をかけて教えているようです。
ホスピタリティに関する協会も存在し民間資格の認定試験も行われています。
当ブログも他者に負けないよう、ディズニーランドのエピソード紹介も含め、ホスピタリティの真髄を惜しみなく皆様に公開していきたいと考えております。
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