私は高機能自閉症

高機能自閉症とは、対人関係の障害・コミュニケーションの障害・こだわりなどの自閉症の特徴の内、知的障害がないものです。

ママ面会

2009-05-30 15:55:13 | その他
今帰りました。
「調子いいね」と言われた。
大部屋に移るかもしれない。
カラオケでは「となりのトトロ」を歌った。
私はその系統らしい(前回はポニョ)
気持ちが晴れ晴れしていて、問題行動もない。
看護師さんにも「良くなったよね〜」と言われる。
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院内のお祭り

2009-05-29 15:27:40 | その他
本当は昨日だったのだけど、雨で延期になり、今日も雨で体育館でやった。
主治医の先生他SP4名でやっと連れて行ってくれた。
変なビンゴゲームをやってしまい、参加賞のポケットティッシュで、超不満。
昨日、壁をはがして食べたら、夜、10分間隔でおしっこが出るので、神経質になり、オムツをあてた。
今日になって、主治医の先生に「壁を食べたせいです」と言われた。
担当ナースには、どうしてそういう行動を取ったのか、どうしたらいいかを考えて、その考えが正しいかスタッフに聞くこと、と言われた。
今日は変な行動取ってません。
体育館でダッシュしたくらい。
みんなが「主治医が付き添うってすごいよ」と言う。でも頼み込んだ訳ではなく、主治医が私の行動を把握したいという好奇心もある。
うぅ…、目の前に剥がれた壁が!剥がしたい!ガオー!
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OT30分持たず

2009-05-28 14:50:18 | その他
最初から最後まで参加出来ないんだよね〜。
来週の月曜日から個別OTが週2で30分ずつ始まる。
病棟の作業療法士の卵みたいな人と個別。
最初は塗り絵とエアロバイクとネット手芸とかいうやつ。
30分なんてあっという間じゃん!と思ったけど、今もこうして30分持たずに逃げて来てるってことは、仕方ないのか。
主治医の先生に「拘束があったりして良くなってないと思ってるかもしれないけど、確実に良くなってるからね」と言われた。
今日は売店に3人付き添いで行ったけど、どのスタッフも、なんだ大丈夫じゃん!という顔してた。
だから言ってるのに!
今日はデイケア祭りだったのに、雨なので明日になった。
オープン時間なら行ってもいいと言われた。
今オープン時間は、午前午後2時間ずつ。
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散歩中止

2009-05-27 15:47:03 | その他
私は散歩するとなると、かなりの男性看護師の確保が必要らしい。
でも今日は措置の人が2人もいて、私への対応ができず、散歩は中止となった。諦めきれず、我慢したつもりでも、病棟OTの最中に壁にお茶をぶちまけ、拘束となった。
不満たっぷりである。
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大名行列

2009-05-27 10:22:28 | その他
私の散歩はすごい。
主治医の先生を頭に、男性看護師3人がついてくる。私がワーッと走り出すと、だちょう倶楽部のような勢いで「おい!おい!」とみんな慌てる。
今日の散歩も昨日と同じだそうだ。
ただ補助看護師が減っただけ。
昨日の夜、スケジュール表を書いていた。
順調だったのに、ボーっとし出して、口の中にあらゆる物を入れ、看護師さんが頓服を飲ませようとしたら、痙攣を起こして倒れた。脳波検査を受けるみたい。個別OTの話は確実になっているのだけど、何をやるのか考えていて、前にセンターOTを利用していた時の様子を参考にプランを考えているらしい。
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今OTなのだけど

2009-05-26 11:25:32 | その他
音楽鑑賞で、人が沢山集まっているし、ざわめきが騒音に聞こえ、グルグル回っていたら、担当ナースに、カギはかけないから、部屋で休むように言われた。
今日は初散歩の予定。本当は昨日から行けたはずなのに、私が不穏状態になり、隔離、拘束され、どんなに頼んでもダメだった。
しかし、今日は散歩、主治医の先生と男性看護師3人が付き添って行ってくれるそうだ。
前に散歩中よじ登ったことがあるからだそうだ。
バレてましたか…。
でも昨日騒ぎすぎてしまったので、昨夜から今にかけて、自粛している。
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5回目の移室

2009-05-25 11:55:07 | その他
今回の入院は移室が多い。今日は鉄格子のない保護室に移動した。病状が安定した証拠。個別OTを受けることになった。病棟のOTも出るけど、今の私には個別対応が必要との主治医の判断。一昨日くらいから、自分で思っていることを文章にしてスタッフに見せるようになってから、コミュニケーションがよく図れるようになった。みんな感動している。本当は色んなこと考えられるんだあって。新しいお部屋は日差しがよく入り快適なので、部屋にいる時間はまだ長いのだけど、前よりマシかも。
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入院4日目

2009-05-24 14:10:47 | その他
入院して落ち着くと思っていたら、新しい環境に馴染めなくて、隔離、拘束の日々。
自分でも信じられないことわしてしまう。
うんちを壁中に塗りたくったり。
しかもK先生が当直で、私が騒ぎ出したために、病棟全体が大騒ぎになり、K先生筆頭に、どこの病棟からか男性看護師が10人くらい詰めかけて来て拘束された。
今日はオープン時間はないのだけど、特別メールチェックだけ許してくれた。
隣で看護師が見張っている。
この病棟では、紐類も全部取り除かれたり、ビン類も持ち込み禁止だったり、ダメなことが多すぎる。
部屋も4回も変わったよ!病状が悪くなる度に、奥へ奥へと移動。
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入院です

2009-05-21 07:33:19 | 病院
昨日は早い時間に眠くなってしまったのに、ベッドに入ると全然眠れなくて、緊張が高まるばかり。
初めての病棟は怖いです。
私のことを知らないのかなぁ〜と、どこから話せば伝わるんだろうと、怖くてたまらなかった。
外来やK先生、S先生からの情報は行くんだろうけど、自分からの説明も大事だろうし、それをどこまで確実に伝えられるか自信がない。
余り私に期待をかけられるのも怖い。
どっちかと言えば「もっと大変だと伺っていたのに、案外大丈夫なんだね」と思われる方がいい。
あーーーー、ドキドキ。
しばらくここには、入院病棟から書きます。
長い文章は書けないかと思います。
せきらら日記になってしまいますね。
いってきまーす!!
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すごいもの発見!!

2009-05-20 10:25:18 | 自分のこと
ブログが突然消えてしまうと困るので、USBメモリを買って来たので、今バックアップを取っていた。
ワードの方も開いてみたら、結構な文章が残っていた。
その中に、前任の心理のI先生に宛てた手紙があった。
日付は2003年になっている。
今の病院にかかったばっかりの頃だ。
そこには、自分で書いたものとは思えない恥かしい内容が満載で、しかもトラウマになってしまうような、レイプの生々しい状況が記されていて、この文章を読んだI先生はどんな反応だったっけ?と思い出そうとしたけど、思い出せない。
でも「ゆこたんが潰れてしまうのが怖いです」と言われた覚えはある。
はぁ、ことごとく私の歴史ってすごい。。。

昨日は彼とデート。
いちゃいちゃした。
彼とのある場面が、私の脳裏から離れなくて、今も思い出しては興奮状態になる。
いかんいかん、このままで入院に突入しては!!
私のお願いで夕食は、今CMでも流れている1皿90円セール中のスシローに行ったら、気が遠くなるような混雑振りだった。
途中で他の店に行くことも考えなかったわけではないけど、なんだか意地になって待ってしまった。
彼もイライラしていたみたいだった。
元々待つのが苦手な彼だからね。
でもその前に、ある電気屋さんに寄って、無料マッサージチェアーで30分間体をほごしていたので、耐えられることが出来た。

明日が入院だなんて信じられない。
明日の今頃は、保護室の中だなんて。
また隔離・拘束?
隔離はまだしも、拘束は嫌だな。
家の中の仕事を、パパが一人になっても楽なように、最大限やっておいてあげた。
パパはパパなりに工夫して、伝えること、やるべきことをメモにして、冷蔵庫に貼っている。
だから私も、電話で受けた内容とかを、メモに書いて、冷蔵庫に貼っている。
パパは入院のことをびびっている。
なんと言っても、入院手続きが初めてだから、何を聞かれるのか、どこで何をするのか、何も分からないらしく、しかもK先生の診察の後は、私は病棟に行ってしまうから、頼れる人が誰もいなくなることが不安らしい。
ケースワーカーさんとPSWを違う人物だと思ってるし。
駐車場の券はどこに出したらいいのか?とか不安げに聞いてくる。
パパには「病棟のPSWの人が、なんでもやってくれるから、初めての人は沢山いるんだから」と励ましてあげている。
最初のうちは、私の方が、パパが手続きするなんて嫌だなぁ〜と思っていたけど、パパもパパなりに頑張ろうとしている姿が伺えると、協力しようと言う気になってくる。
でも父の日には私はいないんだよな〜。

ママがいなくなると、ものすごくシッカリ者になる私。
料理だって出来てしまう。
移動さえ困難だった私が、自分で創作料理を作る。
でも料理をして分かったこと。
ママは普段「自分で作ると味付けが分からなくなるものなのよ」と言っていた。
私は「そんなの言い訳だ!!」と言って、素直に「辛い」「薄い」だの文句をつけていた。
でも・・・。
作ってみると、本当に味付けの感覚が麻痺してしまう。
お味噌汁とか作ってて、味見しても、辛いのか薄いのか分からない。
パパも私がせっかく作ったからと、文句を言わずに食べてくれるから、本当の感想が分からない。
でもやってみなければ分からないことって、やっぱりある。
百聞は一見にしかず、だね。
それに私は変化を遂げた。
最近になって、自分の年齢を意識し始めた。
今まで若く見られることが多かったために、幼稚な行動を取ってしまっていたように思う。
でも実年齢は、もう中学生くらいの子どもがいてもおかしくない。
そういうことを考えたら、このまま幼い私が成長して行ったら、人生半ばの部分がすっぽり抜けてしまう気がしてきたのだ。
今しか出来ないことをしなければいけないのではないか?
今の年齢に沿った行動をしなければいけないのではないか?と考えたのだ。
そう考え始めると、自然にお化粧をするようになったり、髪型も考えてみたり、服装もそれなりにしてみたり、なんと言っても、言動が変わった。
大人っぽくなったというか、自分では落ち着いてきたと思っている。
まぁ、入院してまたちょっと戻ってしまうかもしれないけど。
今まで「私はまだ子供だモーン」なんて考えがあったと思う。
そう見られがちだから。
でも30代は30代のうちにやっておかなければいけない。
40代に入って、後悔するのは嫌だから。
だから年齢にふさわしい行動を取りたいと思うようになったのだ。
電話対応とかも、声はごまかせないから「お母さんはいますか?」と未だに聞かれてしまうけど、前みたいなお子ちゃまな返答はしない。
多分S先生が一番感じてくれてると信じている。
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出来るゆこたん

2009-05-18 13:12:40 | 
今朝4:00頃から、ガタガタし出した。
私の体がではない。
家の中がだ。
ママが北海道へ行く準備を始めていた。
始発のバスも通っていない時間帯に出発するため、私は起きなくてもいいよ、と言われていたのだけど、なんだか落ち着かず起きてしまった。
ママに「ゆこたん、洗濯物干しておいてくれる?」と頼まれ、頷いた。
ついでに自分の分の洗濯物も洗ってしまった。
6時前には全部の洗濯物が終わり、干してしまい、パパは庭の花に水をやり、私は小鳥の世話をした。
まだまだ時間には余裕があった。
今日やるべきことのリストを上げてみた。
7つくらいあった。
それを順番にこなしていく。
途中で疲れたら、休みを入れて。
パパが「夕飯はお弁当を買ってくるから」と言ったけど、なんだか自分で料理してみたくなって「私が作るよ」と言った。
冷蔵庫の中身を確認して、献立を考える。
買うものをメモして、買い物に出かける。
なんだか主婦になった気分だ。
布団も干して、時間に余裕が出来た時にS先生に電話をした。
「木曜日に入院なんですけど、心理はどうするんですか?」と。
「ゆこたんはどうしたいですか?」と聞かれて「心理は受けたいけど、10時入院で11時心理は時間的に無理だと思います。だから心理の時間をずらすか、日にちを替えて欲しいです」と言うと「よく自分の意見が言えましたね。よく伝わりました。私の方は木曜日の11時を逃すと他に時間が取れないので、入院の日に病棟まで行きます。17時過ぎになります。ちゃんとした心理面接は翌週になります」と言われた。
すごい大人ちっくな会話だった。
いつもは「えーーー」とか「でもーーー」とか言ってるのに、です、ます系の会話はすごい発展かも。

その代わり、彼との間に変化が出てきたように思う。
彼はメールではことごとく優しい。
会っても優しいと思う。
さり気なく手を繋いでくれるし。(安全確認かもしれないが・・・)
でも電話になると、人格が変わる気がする。
まず「疲れた」「面倒臭い」の言葉を連呼する。
すぐに「バカじゃん?」「アホでしょ」と言う。
それを100%真に受けない努力はしているけど、結構傷付くものである。
昨日電話で話していて気になったのは、「ゆこたんは、人の言うことを聞かない。すぐにそれは嫌だと反論する。だからそんなんじゃ誰からも何も言われなくなるよ」という言葉。
確かに付き合い始めた当初よりは、私は自分の意見も言うようになり、彼の言葉に全部従っていないかもしれない。
でも彼の言葉全部に従わなくちゃいけないの?
自分の考えを言ってはいけないの?
それによく考えて、私は割りと彼の言うことを聞いてるよ。
私は男性の低い声が怖い。
ドスが効いた声とか。
だから彼が不機嫌にけだるそうに話す時は怖い。
でも彼自身は、不機嫌ではないらしい。
確かに「愛してるよ」「私も」と囁き合っていた4年前とは状況が変わっているかもしれない。
「余命1ヶ月の花嫁」を見た時、婚約者が「ちえのことを真剣に考えてるから」とプロポーズするシーンがあった。
私はそれをものすごく羨ましく見ていた。
彼も真剣に考えてくれてるかな?
でも実際は、年に2回位入院する私。
1回で100万円近くかかる入院費は払えない、と彼から言われている。
彼も中々試験に受かってくれないし、長男である彼は、そろそろ家の中心になるかもしれない。
逆を言えば、私の方も長男である弟が出て行ってしまったので、私がなんとかしなければならない。
高校時代の友達は、全員結婚して子どもがいるけど、同居している人は一人もいない。
それに旦那さんがみんな協力的で、妻である私たちとの親睦も深める人たちで、年賀状はみんな家族で映っている。
私だけなんか違うんだよな〜〜。
彼は私の母校に、絶対に行きたくない!!と言い張るし・・・。
私は子供が大好き。
子ども相手の仕事がしたかったくらいだから。
でも彼は子どもが大嫌い。
長く付き合ってると、良い面はどんどん際立つけど、その反面、悪い面も際立ってくる。
でもそういうのが私は、なんというか、付き合ってます!!っていう古臭さを感じて好きなんだけど。
また彼に「ゆこたんはMだ」とか言われそうだけど・・・。
明日は入院前に彼と会う最後のチャンス。
大事な時間にしたいと思ってます。
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アスペの会 5月

2009-05-17 12:14:17 | アスペの会
4月のアスペの会のバーベキューは行けなかった。
でも1ヶ月経ったら、5月のアスペの会には行けた。
でもどうしてだろう・・・?
いつもと同じルートで会場に向かったのに、千歳烏山の駅で迷子になってしまった。
改札を出る時から、なんとなく雰囲気が違うことは感じていた。
階段を上がると、いつものスーパーがない。
焦った。
完全に間違えたことに気付いたから。
涙目になってきた。
どうしよう・・・。
いつもの場所へたどり着くことを願って少し歩いてみた。
でも歩いても歩いても知らない場所へ向かうばかり。
でも分かってきたこともあった。
ここはケアKの事務所の近くだ!!
事務所を目指して歩いたけど、一度しか行ったことのない事務所にもたどり着けない。
私は思い出した。
前の入院で、単独散歩が許されて迷子になった時のことを。
あの時も自分勝手な判断で、どんどん歩いて行ったら、益々分からなくなってしまった体験を!!
これはやたら滅多に歩くべきではない。
まず事務所が近くにあると確信できるケアKに電話してみた。
でも世田谷事務所には誰もいなくて、西東京事務所に繋がってしまった。
職員のOさんは、緊急事態を察してくれて、千歳船橋へ向かうバス停があるのは、北口の方だよ、と教えてくれた。
でも西東京の事務所の人だから、世田谷は詳しくないらしく、私も詳しい指示を求めるのはやめることにした。
アスペの会に電話してみた。
Hさんが出て、迷子になったと言ったら、とても心配してくれて、Kさんに折り返し電話してもらうようにすると言ってくれた。
すぐにKさんから電話が来て「周りに見えるものを言って下さい」と言われた。
普段の私だったら取り乱していたかもしれない。
でも泣いたって、事態は良くなるわけではない。
ここは冷静になったほうがいい。
Kさんも焦ることなく、私のペースに付き合ってくれた。
携帯で話しながら指示を聞きながら歩いていると、突然横断したりしていたらしく、おばさんにすごい大声で怒鳴られた。
一瞬ひるんでしまったけど、迷子になっている恐怖も大きく、無視して電話を握り締めていた。
「お寿司屋さんが見えるでしょう。その角を右に曲がってごらん。いつもの場所が見えるから」と言われて、お寿司屋さんを曲がったら・・・見えた!!バス停が!!
「ありがとうございます!!」と言って、バス停にかけて行った。
バスを待っている間、涙が零れ落ちそうになるのを我慢して、ケアKにメールした。
「無事に着きました」と。
ケアKのOさんは「きちんと道案内できなくて申し訳ありませんでした。でも無事に着いて良かったです」と返信してくれた。
アスペの会の会場に着いたら、Iさんが玄関にいた。
何か言わなくちゃ、と思ったけど、言葉にならなかった。
アスペの会には、初めて来たような緊張感をみなぎらせて入って行った。
それがどうしてかは分からない。
何故か緊張してしまった。
でもKさんが話をよく聞いてくれて、段々和んでいった。
ミーティングにも参加できたし、出席の時も返事が普通に出来た。
でもそのあと、ショックなことを言われた。
誰を信用していいのか分からなくなった。
ブロックをして、気分を紛らせていた。
でもとめどもなく流れる涙。
そこへHさんが会費を集めに来た。
荷物置き場にお金を取りに行くと、一人になった途端に、涙が止まらなくなってしまって、嗚咽になってしまった。
どうしよう・・・この場から出られない。
そこへHさんが来て「どうしたの!!!!」とビックリしていた。
Kさんが来てくれた。
私は呼吸困難に陥る一歩手前だった。
それをなんとか留めてくれた。
「世の中には悪いことをする人がいるんだよ。でも信用し合える人たちで手を組んで行こうね」と言われた。
グループミーティングになった。
テーマは「自立について」
私はこのミーティングに参加して、気分転換が出来た。
自分の意見を言いながら、一生懸命考えることは、どんどんフカミにはまっていっていた考え方を一新できることが出来た。
自立とはなんだろう?
自立とは、なんでもかんでも自分で出来ることではないのではないか?
誰だって人から支えられて、支え合って生きている。
助けてもらうことは悪いことではない。
では何故人は「自立しよう」と言うのか?
それは「自立していれば楽だから。サポートしてもらうのを待つことなく、自分で出来るということは自由だから」
じゃあ、自立レベルって?
人によって違う。
自立できないことを「自立しなさい!!」と言うのは、本人にとって負担。
でも自立に近い状態に持っていく工夫をするのは出来るし、やってみる価値はある。
究極の自立は、自給自足。
でも人によって、自立を求める指数が違う。
衣食住のどれもが、同じ自立の位置にいるとは限らない。
とても興味深い話だった。
その後、おやつ。
相変わらず食べるのが遅く、最後になってしまった。
Iさんと沢山話した。
女性のIさんも話した。
スタッフは限りなく優しい。
この場を大切にしたい。
女性スタッフのIさんに「措置になった」と言ったら「やるねぇ〜」と言われた。
帰りにKさんに連絡帳を書いてもらっている時、ウトウトしていた。
しかも感情がむき出しになっていて、涙が出てしまって、なんだかすごく疲れた。
さようならをして、玄関に一人で行った時、ここから1時間かけて帰る自信がなくて、ちょっとイスの上で休んでから帰ろうと思ったら、完璧に熟睡してしまった。
10分くらいだったらしいが、Kさんが呼ばれてしまい「ゆこたんが寝てるって情報が入ったんですけど・・・」と起こしに来た。
そして「絶対に途中で寝たらダメだからね!!」と釘を刺された。
だから電車の中でも座らないようにした。
家に着くと、ママから「これからケアKのMさんが来るよ」と言われた。
上限額や、負担率が変わったことで、書類にサインをしなければならないのと、受給者証を持って来るということだった。
どうやら近くまで用事があったので、立ち寄ることにしたらしい。
1月以来Mさんには会っていなかった。
久しぶりで感激した。
Mさんは「色々大変だったみたいだけど、元気そうで良かった。ちょっと痩せたね」と言っていた。
ママが「措置の日のことは、今は笑い話になるけど、もう絶対にあの思いはしたくありません」と言っていて、Mさんにも「今度やったら、寝てる間に首締められちゃうよ」と脅された。
アスペの会のIさんの話をしたら、やっぱり「知らない」と言うので、写真まで見せたけど「知らない・・・」
Iさんの方は、すごくいい人だよね、と言って、私にケアKを紹介してくれた愛のキューピットなのに。
でもMさんは「Iさんね、しっかり覚えておきます」と言っていた。

昨日は疲れてしまって、本当は今日、彼と会おうと思っていたけど、この疲れ具合だと迷惑をかけてしまうのではないかと自覚し、早く眠りに就いて、今日は自宅で休んでいることにした。
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入院日決まりました

2009-05-15 12:30:47 | 病院
今K先生と電話で話した。
入院日は、5/21(木)10:00に決まった。
本当はK先生が指定してきた日にちは、5/18(月)だった。
でもママは来週から1週間北海道へ旅行に出かけてしまう。
K先生にも、その週は避けて欲しいと伝えてあったのに、来週を言い渡された。
私は血の気が引いた。
「ちょっとお母さんに代わっていいですか?」と聞くと「はい」と言うので、ママに電話を代わった。
土曜日は入院できないらしい。
ママは「月曜日にゆこたん一人で行かせて、夜19時過ぎに主人が出向くというのはダメでしょうか?」とか勝手なことを言っている。
勿論ダメ。
それで妥協案である、たまたま来週の木曜日にパパが休暇を取っていたので、その日に入院と決まったのだ。
パパの仕事は急に休みが取れない。
決して急病でも休めない。
こういう時も響いてくる。
ママは呑気に北海道旅行。
なんか腹が立ってきた。
いつも親の都合に振り回されてる気がして。
K先生は「ゆこたんは、入院日が決まったのだから、それまで落ち着いて過ごすように」と言っていた。
やっぱり予想していた病棟の保護室に、約1ヶ月くらい入院するらしい。
主治医の名前を聞くのを忘れてしまった。
今回の入院日が決まって、何が不満かって、土曜日だと思わせておいて、ずっと先になってしまったこと。
そして何より、入院手続きを取るのがパパになってしまったこと。
パパは私のことなんて何も分かってないじゃない。
なんか心にモヤがかかっている。
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突然の報告

2009-05-14 19:31:43 | 病院
今日は外来日。
いつもと違って、とても落ち着いていて大人しかった。
でも約束の時間より、10分多く待たされたので、私は掲示板の磁石で遊びだした。
特に注意はされなかったけど、K先生が来た時「お片付けしてね〜〜」と言われた。
イスの上にポイッと投げ出して、診察室に入った。
いつもならウロウロするのに、ちょこんと座っていると、K先生は私の方をじーっと見ている。
観察されているのを感じる。
「どうでしたか?」と聞かれた後に「ゆこたん、入院のことなんですが、ゆこたんは今、入院予約待ちリストの一番なんですよ。それで、明日の11:30に僕に電話をくれないかな?その時にいつ頃入院できそうかハッキリさせるから」と言われた。
私は入院はもっと先だと思っていたので、今日、入院の話が出るなんて全く思っていなかった。
ただただビックリ。
「明日ってこともあるんですか?」と聞くと「それはないかな」と言われた。
「早くて今週の土曜日、もしくは来週の月曜日」と言われた。
土曜日って、明後日じゃん!!
看護師さんによると、私が措置の時にはすでに病棟が決まっていたのだけど、措置になってしまったから、一端保留の形になっていた。
でもその決まっていた病棟は、私が措置で病院を回っているのを気にしていた、だから一刻も早く入院させてあげたいと、リストのトップに持ってきたらしい。
病棟もほぼ確定していた。
今まで入院したことのない病棟。
前と同じ閉鎖病棟の救急だけど、全く知識がないし、そこの病棟医は、私の知らない人ばっかりだった。
だけど丁度今日、3番の診察室から出てきた先生が格好よくて、Iさんに「あの人、格好イイネ!!」と言ったら、Iさんは「そ〜お??」と言っていたけど、後でIさんから「ゆこたん、朗報だよ!!あの3番から出てきた先生、E−2病棟(私が入るであろう病棟)の先生だよ!!」と言われた。
K先生に、O里の話を遅くなったけどした。
でもK先生は、少しだけ聞いて「その話は今はやめよう。今は入院のことだけ考えて、退院してからその話はよく考えよう」と言われた。
でもどっちにしても、私が正当防衛だと思ってしたことも、手を挙げてしまった瞬間から、立場はどんな理由があっても逆転してしまうのだそうだ。
そこで聞いてみた。
「障害って直すものなんですか?それとも個性を生かすものなんですか?」と。
K先生は「その行動が、支障が出てくるようだったら直さなければいけないかもしれない。例えばO里で人を殴ってしまったようにね」と。
障害者手帳の更新については、入院してもK先生が書いてくれると言ってくれた。
休憩を家できちんと取っていることは、ものすごく褒めてくれた。
私は「休憩を取るときは、ちゃんと休憩モードを作らないとダメ。テレビを見ながら寝るなんていうのはダメ。休む時は徹底的に休まないとダメ。中途半端ほど疲れるものはない」と言った。
「それに気付いたことは素晴しいことだね」と言ってくれた。

S先生の心理は1ヶ月ぶりだった。
やはり私の行動をジロジロ見られた。
何から話していいのか分からず、とりあえず日記帳から見せた。
そして思ったことを言った。
「私は我慢が足りなかったんだと思う。もっと我慢したり、待ったりすることをしっかりやらなかったからいけなかったんだと思う。入院予約を入れていたんだから、ちゃんと待っていなければいけなかったんだと思う。でもそのことに気付いたけど、やっぱり待つことは辛いな」と言うと「誰でも、我慢すること、待つことは辛いですよ。でも気付いて良かったね。あなたは、あの時、突っ走りすぎていたのかもしれませんね」と言われた。
私は「心理できちんと取り組まなければいけないことがあるような気がする。それが何なのか核心に迫れないんだけど、何かあるよね?もっともっと私が生きていく上でやらなければならないこと、大切な何かが」と言うと、S先生は興味深そうに聞きながら「それは、入院中探すのでもいいと思うよ。家の中だけだと分からないことも、病院の中にいれば分かること、気付くことがあるかもしれないから」と言った。
私は「トイレの宿題ね、シール貼ってご褒美もらうのは楽しかったんだけど、私はただシールとご褒美に着眼してしまって、トイレを余り意識していないような気がするんだよね。これでいいのかなぁって考え始めた。だらだら続けているだけのような気がする。もう長いことやってるし、マンネリ化しているような・・・」と言うと「私もそう思います。もう1年半位はやっているからね。ここで振り返りをしましょうか」と言われた。
振り返りは、最初ゆこたんは、なんでトイレに行けるようになることが、社会に出るのに得になるのか分かっていなかったよね?でもシールを貼ることで、少なからずその時だけでも、トイレに行くという習慣はついたような気がする。それだけでも収穫だと思っている。今ゆこたんの体は、自然に夕食後や寝る前にトイレを意識するようになっているはず、それがねらいだからもう達成できている。ゆこたんは、漏らしてしまっても自分で処理できればいいなって言ってるよね?私も将来的には、濡らしてしまったオムツだけでなく、その場所も綺麗に出来るようになればいいなって思ってます。これから入院するけど、入院中は入院しているのだから仕方ないと割り切るべきです。入院という特別な環境なのだから、他の人と同じトイレを使えと言っても無理でしょう。そこは自分でオムツを履き替えるなど工夫して、トイレばかり意識しなくてもいいと思います。では、もうこの宿題は一端終了しましょう。お疲れ様でした。
という結果でした。
でも私は「なにか目的を持って、取り組むことはやめたくない。シールを貼るのは楽しみだったし、別のことに活用していきたい。私が今必要なことはなんなんだろう?改善しなくてはいけないことはなんなんだろう?」と言うと「それはとても難しいことで、今すぐに答えられないから、入院中に一緒に考えていきましょう」と言われたので「検査などでそういうのは分からないのですか?」と聞いたら「検査というのは、離れた関係の人通しが、探りあいながら行うものです。私たちは近付いてお話できているので、お話の中から考えていくのでいいと思います」と言われた。
そして最後に「この状態で、入院に持って行きましょうね」と言われた。
だから「どうして、措置になったときは、もっと緊迫してて、入院が必要な状態だったのに、その時は中々入院させてくれなくて、今みたいに落ち着いている時に、すぐに入院させてくれるのはどうしてだろう?どっちかと言うと、前の方が入院を必要としていたのに」と言うと「どうしてでしょうね」と意味ありげに笑っていた。

帰りはIさんと充分にお話した。
入院待ち一番という情報は、外来看護師さんみんな知っていた。
もうほとんど土曜日入院と決まった状態だけど、今日、突然措置が入るかもしれないし、退院予定だった人が退院しなかったりもするかもしれない。
そういうアクシデントを考えると、今日の地点では、「土曜日に入院できます」とはK先生は断言できないのだろう、と話していた。

明日結果が分かる。
いつ入院なのかハッキリする。
こんな突然だと思わなかった。
家でも親の都合の調整を考え始めている。
私は絶対に、任意入院にはならないので、誰か保護者が付き添わないといけない。
それに多分、保護室だろう。
今回は、大部屋への移行も考えているみたいだけど、あくまでも新しい病棟の主治医が指示することだから分からない。
心理も続行できるのかさえ分からないみたいだ。

それと、4月からK先生の診察代が上がった。
K先生の格が上がったのか?
それとも何か新しい肩書きでもできたのか?
指定医とか・・・。
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幽霊のような子

2009-05-13 10:35:17 | 自分のこと
心臓の弱い方、ホラーがダメな方は、読まないで下さい。

昨日彼とカラオケに行った。
フリータイムで存分に歌った。
ポイントを利用したので、金額は40円だけで済んだ。
カラオケの後は、電気屋さんでマッサージチェアーに座り、無料体験をして体をほぐした。
デートの帰り道に彼と話したことで、時間切れになってしまって話しきれなかったことがある。
それは・・・。

私が措置入院をしている時、大量の本を読んだことはすでに書いた。
私の好きな作家に「トリイ・ヘイデン」という人がいる。
有名な著書に「シーラという子」というのがある。
元々は精神科の看護師さんから勧められてはまったもの。
このシリーズは10冊くらい出ている。
その中で「愛されない子」と「幽霊のような子」というのを病院で読んだ。
「愛されない子」を読んでいた時は、看護師さんから「ゆこたんはどうしてそういう本を読むの?」と不審がられた。
このシリーズの本は、情緒障害児学級での教師から見た様子が描かれているフィクションである。
「愛されない子」の方は、アルコール依存症の親を持つ子どもが、生まれながらにして障害を持っていて、親から常に「かわいそうな子」として育てられ、ワンマンに育ってしまったため、スパルタに指導することで、自立心が芽生えてくると共に、親の方の治療にも携わると言う内容。
これはこれで、ハッピーエンドだった。
問題は「幽霊のような子」の方。
主人公の子は、常に体を折り曲げるようにしている。
その背景にあるものが恐ろしいのだ。
まず性的虐待を親から受けている。
その事実は、その子どもが8歳なのに口にする言葉が、大人の性的な言葉遣いであること。
でもその子は、親から虐待を受けているとは言わない。
遠回しな表現で表す。
ここまでなら平気で読めるのだが、問題はここからです。
この家庭は、黒魔術というのを行っていて、子どもが表現するには「私のお腹の上で、飼い猫のチャッピーが引き裂かれてバラバラにされて、生き血を飲まされた。ドロドロしていて、気持ち悪かった。チャッピーは死んじゃった」
教師はどこまで信じていいのか悩んだ。
だって所詮、障害児の言っていることだから。
子どもも「信じてよ」という割には、パパ・ママと離れて暮らすのが嫌だ!!と言って、警察に証言するのを拒む。
しかもその儀式は、子どもにコークの中に薬物を混入させて、麻痺させた状態で行われると言う。
とにかく両親から子どもたち3人を引き離し、捜索を始めたところ、庭からネコの遺体を発見。
父親は「交通事故現場から拾ってきた。骨を組み立てるのが趣味だ」と言って、実際に骨を次々と組み立て始めた。
ところが、その3年後に、父親は、少女猥褻行為で捕まるのだ。
黒魔術が真実かは解明されていないが、何かしらそれに近いことはされていたとしている。
私は黒魔術のなんたるかは知らなかった。
ただ単に、怖いことをするという知識しかなかった。
でもこの本はフィクションである。
事実なのだ。
アメリカでもセンセーショナルになったというが、なんと言っても、保護室で一人で読んだ本。
途中でやめようとも思ったけど、気になって仕方がなく、結局最後までかじりつくように読んでしまった。
勿論、ビビリゆこたんになっていた。
突然看護師さんが、部屋に入ってこようものなら、飛び上がるほどビックリした。
それで泣きそうにまでなっていた。
看護師さんは、何故私が不安定になっているのか知るヨシもない。
私は情緒障害児の話が読みたかっただけで、黒魔術とか、殺しのシーンは大嫌いだ。
このシリーズで、性的虐待は何度も出てきた。
それに関連して「児童虐待」という本を読んだ時には、一時没収されてしまった。
でも彼が、パラサイトシングルであるということを知ってしまった。
そういう言葉があることさえ知らなかった。
本で教養を深めた。
歴史小説も読んだし。
「徒然草」や「方丈記」など。
つまらなかったけど。
今も読書を楽しんでいるところ。
やっぱり心理的描写を求めてしまう傾向は変わらない。
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