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ご意見・ご質問・番組へのメッセージをお寄せください。世の中の「わからない」をクイズで解説! 「大人ドリル」裁判員制度 5月28日(木)午後11時〜11時29分 (総合)
復習コーナー Let's try
番組の中で出題したクイズをご紹介します。放送を見逃した方も、ぜひ挑戦してみてください!
今年、裁判員制度の候補者名簿にのった人は何人に1人?
1.35,000人に1人
2.3,500人に1人
3.350人に1人
3
選挙人名簿の中から、無作為に選出。
去年およそ29万5,000人のもとに、候補の通知が送られた20歳以上の有権者1億400万人弱とすると、およそ350人に1人に届いたことになる。
裁判員候補者として呼び出しを受けたにもかかわらず、正当な理由なく裁判所に行かないと制裁金を課せられる可能性がある。
○か×か?
○
正当な理由もなく、裁判所に行かないと10万円以下の制裁金が課せられる可能性があります。なんらかの返答をしましょう。
この中で裁判に関して間違っている考え方はどれでしょう?
1.被告が犯人か犯人でないかを判断する
2.被告が白か黒かを判断する
3.被告が怪しいと感じたら有罪である
すべて間違い
「人を裁く」という言葉で誤解されるが、裁判員が求められているのは「真犯人」探しではなく、「検察の主張が間違いでない」と思えるかどうかの判断。確信できなければ無罪でよい。
アメリカでは陪審員による裁判を受けることは憲法で保障されていますが、実際に陪審員裁判が行われるのは刑事事件の何%でしょうか?
約5%
実は、全体の5%足らずと意外と少ない。
しかもどんどん少なくなっている。
その理由は、被告が無罪を勝ち取るのが無理だと判断すると、罪状認否で自ら罪を認め、その代わり刑を軽くしてもらう「司法取引」が90%以上に上るためである。
判決後、アメリカの陪審員になくて、日本の裁判員にある義務とは何でしょう?
守秘義務
評議の秘密を漏らすと秘密漏示罪に問われ、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金。
「ホントにできるの?温暖化防止」(仮)
7月2日(木) 午後11時〜11時29分 (総合)
出演加藤浩次 渡辺満里奈
嶋津八生解説委員 藤原正信解説委員 室山哲也解説委員