2009年5月30日 18時30分更新
子どもたちを犯罪や交通事故から守るため地域の危険な場所を示す「地域安全マップ」の作り方を指導する講習会が岡山県倉敷市で行われています。
「地域安全マップ」は交通事故や犯罪が起きやすい場所を写真やイラスト入りで示すもので、県では小学校の授業に地図作りを取り入れることで子どもたちに安全への意識を高めてもらう取り組みを進めています。
倉敷市で行われた講習会は地図の作り方を学んでもらおうと県などが行ったもので、小学校の教師などおよそ70人が集まりました。
講習会ではまず犯罪社会学の専門家が、木が生い茂っている場所など外から見えにくい場所は犯罪者が姿を隠すことが多く、危険性が高い場所だと指摘したうえで、地図ではこうした場所を写真入りで詳しく示すことが大切だと説明していました。
参加した教師は「学校に帰って児童に繰り返し指導してゆきたい」と話していました。