2009年5月30日 18時30分更新
新型インフルエンザの影響で修学旅行をとりやめたり延期したりして、旅行会社へのキャンセル料が発生した学校は県内に3つあることがわかり、自治体が学校に代わって代金を支払うことを検討しています。
県教育委員会によりますと、県内の小中学校と高校で今月と来月に修学旅行を計画していたのは279校で、このうちの73校が新型インフルエンザの影響で関西方面への修学旅行をとりやめたり延期したりしたということです。
多くの学校は旅行会社の特例措置などによってキャンセル料を免除されていますが、勝央町の小中学校合わせて3校は、旅行会社に対してキャンセル料を支払わなければならないということです。
また、総社市や久米南町などの4つの小中学校では、キャンセル料の扱いについて旅行会社と協議している最中だということです。
県教育委員会では、修学旅行のキャンセル料が発生した場合は保護者に負担させないよう指導していて、それぞれの市や町が、学校に代わって支払うなど財政支援を検討しているということです。