岡山放送局

2009年5月30日 18時30分更新

蒜山大根の収穫始まる


岡山県北部、真庭市の蒜山高原で特産の「蒜山大根」の収穫が始まりました。

「蒜山大根」は、岡山県内一の産地、真庭市の蒜山地域特産の大根で、年間およそ1450トンが出荷され甘みが強いのが特徴です。

およそ20軒の農家で栽培していて、このうち広さおよそ5ヘクタールの井上達さんの畑でも29日朝から収穫が始まりました。

井上さんたちは、50センチほどに育った大根を1本ずつ引き抜いてトラックの荷台に積みこみ集荷場に運びました。

集荷場には3軒の農家からあわせておよそ7トンの大根が集められ、水で泥を落としたあと根や葉を切りそろえ箱に詰めていきました。

JAまにわによりますと、ことしは、今月に入って朝晩の気温の差が大きかったため、平年より甘みが強いということです。

来月10日頃までにはすべての農家で収穫が始まるということで、収穫された大根は県内のほか京阪神方面に出荷されます。