社会
神戸で4月に発症か 国立感染研の分析結果
国立感染症研究所(東京)は二十九日、抗インフルエンザ薬の処方状況調査から、神戸市で四月末に新型インフルエンザ患者が出ていた可能性があるとする分析結果を発表した。調査した大日(おおくさ)康史主任研究官は「新型だとは言い切れないが、疑ってみる必要はある」として、国内で最も早い発症確認例とされる五月九日以前に感染が広がっていた可能性を示した。(永見将人)
調査は、全国約二千二百の薬局からタミフル、リレンザの処方の報告を受け、新型インフルエンザの発症状況を把握するもの。
大日主任研究官は、五月九日以降に多くの患者が発症している神戸市、阪神地域、大阪府北部を対象に、四月一日-五月十八日の処方状況を調査。神戸市中央区で四月二十八日、例年同時期より多く処方された薬局が一-二割あり、流行の兆候が見られた。
季節性インフルエンザだった可能性もあるが、「四月上旬まで続いていた季節性インフルエンザとは別の流れではないか」と分析している。
調査では、大阪府豊中市でも五月一日に例年同時期より処方が多い薬局があった。
(5/30 10:14)
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