行政・政治 : 駒ケ根でお産ができる 産婦人科医院来年5月開業
更新:2009-5-30 6:00
駒ケ根市の杉本幸治市長は29日の定例記者会見で、来年5月から市内に個人の産婦人科医院が開業することを明らかにした。お産も取り扱うという。
昭和伊南総合病院が昨年4月から分娩の取り扱いを休止し、上伊那地方で出産できる公立病院は伊那中央病院のみとなり、開業医も限られている。市によると、開業する医師は昭和伊南に今月から着任している。開業するまでは、昭和伊南に勤務する。
杉本市長は、個人の産婦人科医院が市内に開業する見通しになったことについて「今までいろいろなところに声を掛けてきたが、縁あって産婦人科医院を誘致することができた。駒ケ根市はもとより、伊南地域にとっても明るい話題」と話した。