2009年 5月 29日 |
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岡山市で定額給付金の現金支給始まる
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岡山市の区役所で29日から定額給付金の現金支給が始まりました。岡山市では原則、口座振り込みによる支給ですが、口座を持っていない人や直接受け取りたいという人のために現金支給を実施しました。現金で支給されるのは先月末までに申請があった588世帯で、口座振り込みと合わせた全体の約0.25パーセントに当たります。一方、口座振り込みでの支給は、29日までに対象世帯全体の73%にあたる約21万8000世帯への振り込みを終えています。岡山市の定額給付金の現金支給は市内4つの区役所で、平日の午前9時から午後5時まで行われています。
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新型インフル対策で待合室増設
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新型インフルエンザの感染拡大に備えて、29日、岡山市の岡山市民病院に仮設の待合室が設置されました。3人まで入れる待合室は10平方メートルあり、岡山市民病院の駐車場に2棟設置されました。市民病院ではこれまで新型インフルエンザの疑いのある患者の診察が相次いだ場合、搬送車の中で患者を待機させていました。しかし、梅雨に入ると屋外での待機が難しくなるため仮設待合室の設置を決めていました。この待合室は、3ヵ月程度設置される予定ですが、状況に応じて期間を延長したいとしています。
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反則金の処理を怠る、岡山家裁職員処分
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交通違反の反則金を未成年者が支払わなかった事件の事務処理を巡って、岡山家庭裁判所の職員が事務処理を怠ったとして29日、戒告処分を受けました。戒告処分を受けたのは、岡山家庭裁判所に勤務する20歳代の男性事務官です。家庭裁判所によりますとこの男性事務官は、未成年者が交通違反の反則金を支払わなかった事件の処理をめぐって、去年6月から12月までの半年間に渡ってあわせて78件の事務処理を怠り、放置しました。また、別の29件では反則金が支払われたようにデータを改ざんしていたということです。裁判所の上司が不正を見つけたもので、岡山家庭裁判所は「職員への指導を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントしています。
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早明浦ダム貯水率低下で取水制限検討へ
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四国の水がめ、高知県の早明浦ダムの貯水率が低下しています。香川用水の第一次取水制限が早ければ来月2日にも行われる見通しとなりました。四国地方整備局は来月1日に取水制限の実施時期を話し合う会議を開き、香川用水の削減率を決める予定です。早明浦ダムの29日、午後5時現在の貯水率は68.3%で、平年を約30ポイント下回っています。気象台によりますとこの先、1ヵ月の降水量は平年並みか少ない見込みです。
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岡山市職員、夏のボーナスカットへ
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景気の急激な悪化を受け、岡山市は29日、来月支給される市職員の夏のボーナスを減額することを決めました。高谷市長が定例の記者会見で明らかにしたものです。市長や副市長など市議会議員を除く特別職が、報酬0.2カ月分の減額、一般職は平均で1人当たり約7万6000円減額されます。また、新型インフルエンザについて高谷市長は、「あまり過剰に反応するのはいかがなものか。仮に市内で発生した場合でも個人的には学校の一斉休校措置などは考えていない」と話しました。
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障害のある子供たちがバイオリニストと共演
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障害のある子供たちで作るオーケストラと世界的なバイオリニスト五嶋みどりさんとのジョイントコンサートが28日夜、岡山市で開かれました。コンサートを行ったのは、岡山市の社会福祉法人「旭川荘」の障害のある子供たちで作る「旭川荘ミュージックアカデミー」のメンバーと世界的なバイオリニスト五嶋みどりさん、そして、くらしき作陽大学の学生、合わせて約80人です。コンサートは、ミュージックアカデミーの生みの親でもある五嶋さんの呼びかけなどで実現したもので、子供たちは五嶋さんと共に「さくらさくら」や「もみじ」などの演奏を披露しました。会場を訪れた約1600人の観客は、子供たちの一生懸命な演奏と五嶋さんの奏でる美しい音色に聞き入っていました。
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蒜山大根の収穫作業始まる
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西日本有数の大根の産地、真庭市の蒜山高原で、蒜山大根の収穫作業が始まりました。蒜山大根の栽培は高原の涼しい気候と水はけの良い火山灰の土壌を生かして50年ほど前から行われています。現在は約40戸の農家が、栽培していて、このうち、蒜山東茅部にある小林太郎さんの畑では、午前4時ごろから収穫作業が始まり29日はおよそ1000本の大根を収穫しました。今年は順調に成育し、大きさ、味ともに良いということです。今の時期、収穫されるものはことし3月から4月にかけて種をまいた春まきの大根です。収穫作業は7月上旬まで続き、30日には岡山県内のスーパーなどに並ぶということです。
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