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補正予算案:29日夕成立へ 参院本会議では否決

 政府の追加経済対策の裏付けとなる総額約14兆円の09年度補正予算案は29日夕、成立する。同日正午前、野党多数の参院予算委員会で補正予算案は否決され、午後の同本会議でも否決された。衆参の議決が異なるため、両院協議会が開かれた後、憲法の規定で衆院の議決が優先され、成立する見通しだ。

 採決に先立って29日午前、予算委に麻生太郎首相が出席し、補正予算の締めくくり質疑が行われた。首相は西松建設の違法献金事件に関し、自民党にも献金があったことについて「適正に処理したと報告を受けた。党支部への献金や議員のパーティー券購入も適正に処理されていると考える」と述べた。質問した共産党の井上哲士氏は「首相は党首討論で(小沢一郎民主党代表代行の説明に)国民は納得しないと言ったが、同じことが自民党にある。解明は責務だ」と批判した。【田中成之】

毎日新聞 2009年5月29日 12時52分(最終更新 5月29日 13時45分)

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