【2009年05月29日18時56分 更新】


1.ガス爆発から一夜 現場検証
 (05/29 17:29)

28日夜、宮崎市の焼肉店で起きた、ガス爆発のニュースからです。警察と消防は、プロパンガスのホースからガスが漏れ、引火したのが爆発の原因とみて調べています。また、被害にあった女性が、29日、MRTのカメラに、爆発当時の衝撃を語りました。(中木場記者)「爆発があったと思われる現場です。従業員たちが片付けをしていますが、周りにはまだガラスの破片が散らばっています」28日夜7時半ごろ、宮崎市千草町のビルの1階にある焼肉店で、女性2人が焼肉を食べていたところ、突然、目の前のガスコンロが爆発しました。この爆発で、女性2人が、足などに軽いやけどを負いましたが、ほかにけが人はいませんでした。現場は、宮崎市の繁華街で、入口のガラスが周りに散乱するなど一時、騒然となりました。(爆発から一夜・・・)(二木記者)「こちらが、きのう爆発事故のあった現場です。現在、警察と消防による現場検証が行われています」現場検証は、警察と消防など約20人体制で、午前10時から始まりました。これまでの調べによりますと、焼肉店の器具に、亀裂や劣化は確認されておらず、爆発の原因は、プロパンガスのホースからガスが漏れ、引火した可能性が高いということです。一方、被害にあった女性が、29日、MRTのカメラに、爆発当時の衝撃を語りました。(けがをした女性)「音は本当にドーンという大きな音だったからですよね。その場に居合わせた者たちも一瞬、え?っていう感じで、座って焼肉を食べてましたから。わけが分からないというか、考えもしてなかったから、こんなことが起きるなんて。あとで考えれば考えるほど怖くなってきたというか」一歩間違えれば大惨事となっていた、今回のガス爆発事故。警察と消防で、さらに詳しい原因を調べています。


2.有効求人倍率1年10か月ぶりに上昇
 (05/29 17:30)

先月の有効求人倍率が、29日発表されました。長引く不況の影響で、全国平均は、過去最低となりましたが、県内は、0.41倍と、1年10か月ぶりに上昇しました。宮崎労働局によりますと、先月の県内の求職者数は、2万9700人余り、これに対し、企業からの求人数は、約1万2100人でした。この結果、先月の有効求人倍率は、前の月を、0.01ポイント上回る0.41倍となり、全国平均が過去最低となる中、1年10か月ぶりに上昇しました。また、去年10月から来月までに、雇い止めなどで職を失ったか、または、失う見通しの非正規労働者は、2683人と、前の月とほぼ変わらず、増加に歯止めがかかりました。宮崎労働局では、「雇用情勢は、4月は若干持ち直したものの、依然厳しい状況に変わりない」ととしています。


3.東九州道広渡川橋にひび 撤去始まる
 (05/29 17:30)

日南市北郷町にある、東九州自動車道の広渡川2号橋で、施工不良が見つかった問題で、国土交通省宮崎河川国道事務所は、29日から、仮支柱の撤去作業を始めました。問題の橋は、長さ265メートル幅12メートルのコンクリート製で、総事業費約10億1000万円をかけて、去年9月から建設されていました。しかし、先月末になって、橋の一部で、ひびや沈下などの施工不良がみつかったため、宮崎河川国道事務所では、工事を一時中断し、応急措置を施していました。29日は、残った仮支柱の撤去作業が始まり、測定器で入念にチェックしながら、パイプが取り外されていました。宮崎河川国道事務所では、「施工業者のチェック不足が原因ではないか」と話していて、今後、専門家の意見を聞きながら、今後の対応を決めたいとしています。宮崎河川国道事務所では、「橋の完成は遅れるが、東九州道の整備には影響ない」と話しています。


4.直轄事業負担金・昨年度の内訳通知へ
 (05/29 18:51)

国の公共事業にかかる費用の一部を、県などが支払う直轄事業負担金について、国土交通省は、県に対し、「週明け、昨年度の負担金の内訳を通知する」と伝えました。直轄事業負担金をめぐっては、従来、内訳が示されないまま、請求書だけが県に届いていて、全国知事会が、昨年度の内訳を今月中に示すよう求めていました。また、すでに公開された今年度の県の負担分、約107億円のうち、11億円近くが、国の出先機関の人件費などに充てられるなど、内訳をめぐっては、問題視する声があがっています。


5.県入札・契約監視委員会
 (05/29 17:30)

県の入札・契約監査委員会が開かれ、県側から、昨年度の入札結果が報告されました。それによりますと、公共工事の落札率は、前の年度とほぼ同じの84.1%。また、一般競争入札約2200件のうち、総合評価落札方式を取り入れたのは、約590件でした。今年度、県では経済・雇用緊急対策の一環として、最低制限価格を5%引き上げることを決めていて、総合評価落札方式については、680件を目標にしたいとしています。


6.九州の若手窯元集まり陶器市
 (05/29 17:29)

国の重要文化財に指定されている、串間市の旧吉松家住宅で、九州の窯元による陶器市が始まりました。この陶器市は、串間商工会議所青年部が、まちの活性化につなげようと、去年から開いているもので、今回は、宮崎や鹿児島・熊本のほか、有田焼や唐津焼で有名な佐賀から、21の窯元が集まりました。大正時代に建てられた情緒あふれる部屋には、食器や花瓶など、約1万1000点が並べられ、訪れた人たちが、窯元と焼き物談義を楽しみながら、作品を買い求めていました。この陶器市は、31日まで開かれます。


7.JR都農駅でオーバーラン
 (05/29 17:29)

29日午前9時ごろ、JR日豊本線の都農駅で、下り特急列車が、ホームを約20メートルオーバーランして停車しました。列車には、乗員乗客あわせて68人が乗っていましたが、けがなどはなく、その後、列車は、3分遅れで発車しました。JR九州によりますと、運転士は、ブレーキをかけるのが遅れたと話しているということです。


8.焼肉店が障がい者を無料招待
 (05/29 17:29)

宮崎市の焼肉店が、29日、体に障がいのある人たちを招待して、焼肉を振る舞いました。これは、宮崎市の焼肉店「夾竹園」が、毎年行っているもので、29日は、身体障がい者通所授産施設、「やじろべえ」の利用者と職員あわせて52人が、完全バリアフリーの店舗である大塚本店に、招待されました。招待された人たちは、振る舞われた焼肉をほおばりながら、楽しいひとときを過ごしていました。「夾竹園」では、各店舗のバリアフリー化を進めるなど、誰もが気軽に通える店づくりをめざしていて、今後も、多くの人に喜んでもらえるような活動を続けていきたいとしてます。


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