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駐日米大使人事「何も聞いていない」…日本政府に不快感
政府は、駐日米大使にジョン・ルース氏の起用が固まったことを「予想外の人事」
(政府筋)と受け止めている。 米政府から日本政府への連絡は直前までなく、
20日の新聞報道でルース氏の起用を知った政府高官は、「何も聞いていない」
と不快感を示した。ルース氏に関する情報も少なく、外務省でさえ「どんな人物
かよくわからない」(幹部)のが実情だ。日米間には在日米軍再編などの懸案が
山積するだけに、こうした問題に関するルース氏の考えについて「独自に情報収
集を進める」(防衛省幹部)動きも始まった。ただ、日本政府は駐日大使の知名
度よりも大統領との「近さ」を重視している。ルース氏がオバマ大統領に近い存
在と伝えられたことから、大統領との仲介役として期待する声も出ている。
◆中国大使に比べ「格差あるのでは」◆
一方、オバマ氏は、次期中国大使に、将来の大統領候補とも目されるハンツマン
・ユタ州知事を指名した。日本側には今回の日中の米大使人事を比較し「格差が
あるのではないか。意外な感じ」(外交筋)との受け止めも広がった。
(2009年5月21日00時16分 読売新聞)

次期駐日大使は「論功行賞人事」の見方 【ワシントン=黒瀬悦成】
オバマ米政権が19日、次期駐日大使にカリフォルニア州シリコンバレーの弁護
士ジョン・ルース氏(54)を起用する方針を決めたのは、大統領選の資金調達
で重要な役割を果たした同氏に対するオバマ大統領の「論功行賞人事」(日米関
係筋)との見方が強い。 ブッシュ前大統領と親しかった前任のシーファー大使
と同様、ホワイトハウスと日本を直接つなぐ「パイプ役」として期待されるのは
確実だ。ルース氏はスタンフォード大法科大学院の出身。現在はシリコンバレー
の情報技術(IT)企業の合併や買収などに携わる弁護士事務所の最高経営責任
者(CEO)。日本との関係は深くないが、日米の規制・制度に関する「年次改
革要望書」を巡る折衝など、両国の経済関係強化に適任と判断された、との見方
もある。クリントン国務長官や国務省が推した知日派のジョセフ・ナイ元国防次
官補が土壇場で退けられたのは、「アジアで最も重要な同盟国」と位置づける日
本との外交の主導権を、大統領やホワイトハウスが確保する狙いもあったと見ら
れる。
(2009年5月21日02時10分 読売新聞)

上記記事から判断されるように、日本の外務省はいずれにせよ事前にアメリカ政府から日本にとって重要な、特に現在金融危機という重要な時期に駐日米大使の変更の連絡を受けていなかったことが明らかになった。これは、外務省のこれまでの外交活動の失態を明らかにし外交能力の無力さを際だたせた。記事中に「アジアで最も重要な同盟国と位置づける日本との外交主導権を、大統領やホワイトハウスが確保する狙いもあったと見られる。」としているが、外務省でさえ「どんな人物かよくわからない」としており、オバマ政権は日本政府に対して深い配慮がないことは明白である。北朝鮮「埒」問題における無視や、先日の同じく北朝鮮ミサイル発射問題における日本政府に対する疎外、またロシア・プーチン首相との北方領土問題交渉の際の外務省内部における意志の不統一からの紛糾など外務省の政治能力に対する疑問がわき上がってくる。田中真紀子の外務省に対する「伏魔殿」呼ばわりもこれでは当然と考えられ、この際その能力的な判断から「身の丈」に合わせて、外務省の業務を「観光」のみに絞り「観光省」と改めた方がよいかもしれない。

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