あらすじ
伊藤淳史が裁判員制度をテーマにしたスペシャルドラマに主演! ネットカフェ難民の青年役を好演! :左から、加藤ローサ、伊藤淳史
伊藤淳史が主演、「裁判員制度」をテーマにした。このドラマは漫画「サマヨイザクラ」が原作で、主人公は伊藤淳史演じる28歳のネットカフェ難民・相羽圭一。
正義感から会社の不正を内部告発しようとし、陰湿ないじめを受け、会社を辞めた過去を持つ。アニメの熱烈なファンで、そのオタクぶりから恋人にも振られた。自分の人生に絶望感を抱いていた相羽に、ある日裁判所から「裁判員」の指名が来る。日本中を震撼させた「根古田観音丘殺人事件」を起こした容疑者、28歳のニート・鹿野川雪彦(塚本高史)の裁判だ。鹿野川は自宅横の空き地で近隣の主婦3名を「嫌がらせをされた」と逆恨みして刺殺したという。
過去にいじめられた経験、ニート、アニメの熱烈なオタク、社会への反発心、正義へのあこがれ…不思議な共通点を持つ2人は、「裁く男」「裁かれる男」として裁判で対峙する。「死刑」か「死刑回避」かに揺れる裁判員たち。主婦3名を刺殺した鹿野川の「個人の悪」か、鹿野川家に集団で嫌がらせをし、凶行に走らせた主婦たちの「集団の悪」か…。そして、明らかになる新証拠…。果たして、人は、人を裁けるのだろうか。