あらすじ
中国東北部・旧満州で終戦を迎え、肉親と別れながら、かろうじて中国で生きながらえた「中国残留孤児」。孤児らが「国の支援策が不十分」と訴えた集団訴訟を経て、去年4月から「改正中国残留邦人支援法」に基づく施策がスタートした。
しかし、この支援策で本当の幸せを孤児たちが見出せるようになったのだろうか?
支援策以降の孤児たちの生活・思いを取材した。
このFNSドキュメンタリー大賞は、FNS(フジネットワークシステム)各局の番組制作能力の向上と、そのノウハウの蓄積を図ることを目的に1992年に創設されました。
「番組制作」とはまさに生みの苦しみを味わうことです。日々のニュース取材の合間にコツコツと番組取材を重ね、もがき苦しみ時間に追われ、やっとの思いで55分にまとめる。その繰り返しが、各局の制作力を大きく向上させました。さらには、この枠で放送されたことが、一地方のローカルな問題だったテーマが、広くわが国全体の社会問題として認識されるきっかけになったことも、一度や二度ではありません。
「FNS28局がそれぞれの視点で切り取った28通りの日本の断面」「FNSの良心」などのキャッチコピーも定着し、FNSドキュメンタリー大賞は今や各局にとっても、FNS全体にとっても得難い大きな財産に成長しました。
各局が今回どのようなテーマの作品を出してくるのか。そして、どのような社会問題が提起されるのか、あるいは、どのような魅力的な人に出会えるのか。28局それぞれの切口を楽しんでいただければと思います。
中国東北部・旧満州で終戦を迎え、肉親と別れながら、かろうじて中国で生きながらえた「中国残留孤児」。孤児らが「国の支援策が不十分」と訴えた集団訴訟を経て、去年4月から「改正中国残留邦人支援法」に基づく施策がスタートした。
しかし、この支援策で本当の幸せを孤児たちが見出せるようになったのだろうか?
支援策以降の孤児たちの生活・思いを取材した。
【語り】
優香
【ディレクター】
柴谷真理子
【プロデューサー】
土井聡夫
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