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ストリーミング配信の動画をファイルに保存する。

「URLSnooper」


2004/04/27
ストリーミング配信の動画をファイルに保存する。

今度はスリリーミング配信されている映画の予告編とかの動画をHDD内にファイルとして保存出来るかっと言うのをやってみた。今回やったのは、サイトで再生のボタンをクリックするとJavaScriptで小さな再生用のIEのポップ窓が出てその中で再生される、俗に言う「埋め込み型」で、ファイルのURLを直には見つける事が出来ない形式でした。{実はこの遊びは掲示板で依頼されてやってみた事でぇ〜〜っすぅ}

「ページ構成」

「最初に」
「用意したソフト」
「URLSnooper」のダウンロード
「インストール」
「日本語化パッチ」のダウンロード
「日本語化の仕方」
「URLSnooper 起動」 ネットワークアダプタ等の設定
「ストリーミング参考サイト」
「使い方」

「その他のURL解析ソフトなど」

「ストリーミングで参考になるサイト」

この説明ページで使用したURLSnooper
 


「最初に」
 以下に書く事が全てのストリーミング配信されている動画の実際のURL(アドレス)を調べるのに役立つ物では無いかも知れない。しかし、基本的にはこの手順でだいたいのストリーミングの動画のURLを調べる事が出来る可能性はあると思う。そうゆう事で参考としてみてください。

 このページで説明しているのは、ストリーミング配信の動画の実際のファイルの在処(URL)は簡単な物なら、ソースを表示すると中に直接書いてある物から、JavaScript などを使っていくつもの過程を経て、やっと実際のURLにたどり着くものまで、沢山あります。今回試験的にダウンロードしようとしたのは、JavaScript を使って実際のURLを隠してある物でした。その為の実URLをチェックするソフトを使って調べました。

 「URLSnooper」は配信ページから巧妙に隠された実際のファイルのURLを調べるソフトです。このソフトのダウンロードから、インストール、そして設定、使用方法までがこのページに書いてあります。ただし、この方法でもダウンロード出来ない物もあると思いますが、何かの役には立つと思います。


「用意したソフト」

これを作成しているのは 2004/04/30 です。使用ソフトのダウンロードアドレスや、日本語化パッチのアドレス。また、ソフトのバージョン等は現時点では以下に記す通りですが、後日では変更されている可能性もあります。その場合には、ファイル名等で検索してくださいね。

この「ストリーミング動画ををファイルに保存する」は
1: 「URLSnooper」のダウンロードと日本語化/設定。ストリーミング配信ファイル参考サイト。
2: 「NetTransport」 のダウンロードと設定。

の2つで構成されています。

このページは 「URLSnooper」 編です。
このソフトはストリーミングファイルの実際のURLを見つける為に使用するソフトです。これを使う事により、巧妙に隠されれたストリーミングファイルの実URLを簡単に見つける事が出来ます。


「URLSnooper」
http://www.pctip.ch/downloads/dl/24172.asp

上記のサイトにジャンプします。以下の画面のような感じです。(2004/04/30日時点)




 ブラウザ画面をスクロールさせて下の方に移動すると以下のような感じで
「URLSnooper ver1.1 Beta 1(1.46MB)-35214」 と言うのがあります。下の参考図の赤枠部分。
これをクリックしてダウンロードします。
ダウンロードしたファイルは「URLSnooper11b1Setup.zip」と言う名前になっています。




 ダウンロードしたファイルは ZIP 形式で圧縮されています。このファイルを解凍してインストール使用可能状態にするには、ご自分でそれなりに検索などして、ZIPの解凍ソフトを見つけてください。
Osaruは「Lhaca」などを使っています。

参考までに
「窓の杜」
http://www.forest.impress.co.jp/lib/arc/extract/extracter/
「+Lhaca」
http://park8.wakwak.com/~app/Lhaca/

解凍すると、以下のファイルが出てきます。

URLSnooper11b7_Setup.exe     :これを実行(クリック)すると、インストールが始まります。
URLSnooper11b1_Setup.exe.sig   



「インストール」

最初は英語の画面で始まります。まだ日本語化してないので当たり前ですが。恐れずにNEXTをクリックしていくと順に進んで行きます。

1:URLSnooper11b7_Setup.exe 起動した画面です。


このまま NEXT をクリックします。

2:インストール先を指定します。


 最初から指定されているのはお馴染みの Cドライブの Program Files フォルダーです。問題がなければここでOKですから「NEXT」をクリックします。

 別の場所にインストールしたい場合には、赤字の1の部分をクリックしてインストールするフォルダーを指定してください。 Project URL Snooper の部分はどのフォルダーを指定しても追加で必ず付きますから、インストールしたいフォルダーを指定するとそのフォルダー内に Project URL Snooper と言うフォルダーが自動で作られてそこにインストールされます。

 参考までに Osaru は Dドライブの Free と言うフォルダー内の Internet と言うフォルダーがあります。そのフォルダーを指定しました。上記参考図の
C:\Program Files\Project URL Snooper と言う部分が
D:\Free\Internet\Project URL Snooper と言うようになりました。


3:スタートメニューにショートカットを作るフォルダーを指定します。


ここはこのままでOKでしょう。「NEXT」をクリックして先に進みます。


この後は「 Install 」開始のボタンが出ますから、クリックしてインストールを開始します。


「続いて、WinPcapのインストール」

インストールが終了すると、必ず 「Win Pcap」のインストールが開始されます。これも必ずインストールしておいてください。これはネットワークカードをコントロールする為のドライバー等のデータファイルです。これをインストールしておかないとこのURLSnooperは使用出来ません。英語のインストール画面になりますから、NEXTを順にクリックして行ってください。
 この下で説明していますが、アダプタ選択時にこのWin Pcapが必要です。そして、表示されている全てのアダプタを選択したにも関わらずに、エラーが出る場合には、以下に最新のWin Pcapのアドレスを記しておきますからダウンロードして、別途にインストールしてください。

Win Pcap のダウンロード先
http://winpcap.polito.it/

上記をクリックして、飛んだサイトの右側の「Download」をクリックしてください。以下のような画面になります。



●WinPcap auto-installer (driver +DLLs) をクリックしてダウンロードしてください。
 こちらはインストーラ付きですから、ダウンロードしたファイルをクリックするとインストールが始まります。

{ダウンロードしたexeファイルをURL Snooperをインストールしたフォルダーと同じフォルダーに入れてからexeファイルをクリックして実行した方がええかも知れない}


次にメニュー等を日本語化します。

「日本語化パッチ」(2004/09時点)

http://www.kawachi.zaq.ne.jp/goemon/JPpatches.html

 上記サイトへのリンクをクリックします。移動した最初のページの左側に
「●日本語化パッチを選択」と書いた小さい窓があります。それをクリックします。この時にはIEのセキュリティで JavaScript を有効にしておいてくださいね。JavaScriptってなにぃ?って人はそのままでOKです。



クリックすると右側に日本語化パッチの一覧が表示されます。アルファベット順になっていますから、U ですから下の方へスクロールさせます。



現時点(2004/09)では、上のようになっていますから、それをクリックします。
「URLSnooper1.1Beta1日本語化パッチ」のダウンロードが始まります。
ダウンロードしたファイルは後で見つけやすい所に保存してください。


「日本語化の仕方」

  1. ダウンロードしたファイル(URLSnooper1.1B1JP.zip)を解凍します。
  2. 解凍して出てきたファイルの中の 「URLSonooper1.1B1JPpatch.exe」を、URLSonooper本体をインストールしたフォルダー内にコピー、または移動します。
  3. 「URLSonooper1.1B1JPpatch.exe」クリックして実行します。
  4. うまく日本語化されると、「正常終了 」と表示した小さな窓が出ます。



これで日本語化されたURLSnooperが出来上がりました。


「URLSnooper 起動」

URLSnooperを起動して一番最初にする事は「全般のオプション」をクリックしてオプション設定をします。
「ネットワークから吸い取る時のオプション」部分の「アダプタ」を選択します。
このアダプタの選択の仕方が面倒ですが、この「アダプタ」の選択が全ての鍵になりますから、面倒でも何度でもOKになるまでやってください。

以下の手順で実行して選択してください。

  1. チェックをつける個所は下の「参考図1」のようにしてください。
  2. 「アダプタ」欄の右の▼をクリックすると、下にリストがいくつか表示されます。
  3. 最初に一番上を選択します。
  4. 「検索」タブをクリックします。(この下の参考図2に移動)


「参考図 1」
推測ですが、この URL Snooper はLANカードを使っていない接続の場合には使えないのでは?っと思う。つまり、ISDNやダイヤルアップ環境の人には対応していないのでは?なんてね。ネットとのやり取りをLANカードを通じてやってるって気がする。

 ダイヤルアップ(56kモデム)やADSL(ComポートやUSB)でインターネットしてる場合には、上記の画面が出ない、またはリストがこれほど多くない、なんて事があるみたいですから。その場合でも使えるのかなぁ?



検索タブをクリックすると、下の「参考図 2」のような画面になります。

「参考図 2」

  1. ストリーミングでは無いURLは非表示 にチェックをつけます。
  2. 「ネットワークから吸う」をクリックします。
  3. アダプタの選択が間違っているとエラー表示窓が出ます。

    赤線の部分をよく見てください。
    Failed to initialize network adapter と言う書き出しでエラーが出ます。このエラーが出なくなるまで「参考図 1」でアダプタを順に選択して行きます。

     最初は一番上を選びました。エラーが出たなら、その下(2番目)を選びます。そして、「検索」タブをクリックして「ネットワークから吸う」をクリックします。エラーなら3番目を・・・ 順にエラーが無くなるまでやります。

     参考までに、Osaruの場合は、一番下を選んだ時にやっとエラーが消えました。
  4. エラーが出なくなると、アダプタの選択はうまく設定出来たと言う事です。
  5. メニューの「ファイル」をクリックして、「設定ファイルに名前を付けて保存」をクリックします。
    名前は何でもOKです。参考図1でチェックをつけた「最後に使用した設定ファイルを自動で読み込む」で次回の起動時もこの名前の設定ファイルが読み込まれます。この設定ファイルに名前を付けて保存をやって置かないと毎回アダプタの設定とその他のチェック項目にチェックをつける事になります。忘れないで必ず名前を付けて保存を実行してください。

     ファイル名は何でもOKです。Osaruは123って名前にしました。
  6. これで URLSnooper の準備が全て整いました。


次はこれを使って配信されている動画の実際のURLをチェックします。


このページの説明で使っている URL Snooper 



「ストリーミング参考サイト」

参考的に http://www.ifilm.com/ifilmdetail/2421341 をリンクしておきます。「JavaScript と ActiveX を有効にしてリンクをクリックしてください。それってなにぃぃ?って人はそのままでOKです。IEでは、最初から有効になっています。セキュリティ上好ましく無いんやけども、それがIEの常識ですから。(^_-)
リンク先に飛ぶと、最初はFlashの動画が始まります。暫くすると以下の参考図のような画面になります。




マウスカーソルの部分(赤枠)をクリックするとストリーミングの動画が始まります。


「使い方」

  1. ストリーミング配信サイトに移動します。
  2. 一度実際に動画を再生させます。保存したい動画かどうかを確認します。
    既に一度訪れていて、どんな動画が配信されているかを知っていてももう一度再生させます。
  3. 再生が終わると、そのままの状態で URL Snooper を起動して上で説明した参考図2の画面にしておきます。
  4. IE等のブラウザに切り替えてストリーミング動画を再生させます。
  5. 再生させたままで、URL Snooper の画面に切り替えて、「ネットワークから吸う」をクリックします。
    クリックすると、URL欄に再生させているストリーミングファイルのURLが表示されます。

これで、今再生させているストリーミング動画の実URLが判明しました。これをコピーしてNetTransportのダウンロードURL欄に貼り付けます。

今回の参考サイトのサンプル動画で調べたURLです。いつまで有効かわかりませんが、以下のようになります。
rtsp://ifilm.rmod.llnwd.net:554/a65/o1/portal/2421341_MULTI.rm

次は「NetTransport」編です。
このソフトはストリーミングファイルの実際のURL(アドレス)を入力してダウンロードする為のソフトです。



「その他のURL解析ソフトなど」

URLSnooperでうまくURLを見つける事が出来ないとか、URLSnooperがうまく使えない、使い方がいまいちよく理解できないなどの時には、ここに書くその他のURL解析ソフトなどを使ってみてください。

URLSnooper よりも、このPacket MonStarの方が高機能な気がする。Osaruとしてはこっちを使う事をお薦めするが・・・

Packet MonStar
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se331205.html
日本語で表示と言うか日本のFreeSoftですから説明書を良く読んで使ってください。
 このソフトでURLを解析出来た場合には、そのままこれでダウンロードも出来ます。

「簡単説明」その内に図解の説明を作るつもり

  1. 起動してメニューから「ファイル」−「モニタリング開始」を選択
  2. IEの開いた窓の大きさを少し狭めて「Packet Monster」の画面が見えるようにしておく。
  3. IEでダウンロードしたいストリーミングファイルをクリックして再生させる。
  4. 「Packet Monster」画面に URL等の情報が表示される(沢山ある場合には流れるように次から次へと表示される)
  5. メタファイル等を探してそのURLを右クリックして「名前を付けて保存(ダウンロード)」をクリックする。
  6. 指定したフォルダーに付けた名前でファイルが保存されています。
  7. 後はそのファイルをプレイヤーで見るだけ。

※プレレイヤーとは Windows Media Player などの事です。
※メタファイルとは拡張子が .ram .asx などのストリーミングファイルの本体を記したテキストファイルの事です。


 



「参考サイト」
●StreamingMediaGuide
 http://homepage2.nifty.com/netwarp/main.htm
 ストリーミングデータの保存と変換
 http://homepage2.nifty.com/netwarp/convert/index.html
 よくある質問と答え
 http://homepage2.nifty.com/netwarp/resource/faq.html

●ストリーミングFAQ|Jストリーム-ストリーミングサービス
 http://www.stream.co.jp/faq/

●はてな ストリーミングデータファイル(.rm .asf .wma .wmv)と、それに対応したメタファイル(.ram .asx)がある場合、これらをストリーミングサーバにのせず、あえてCDやDVDに焼いてローカル環境として閲覧することは可能でしょうか?
http://www.hatena.ne.jp/1068538142

●ストリーミングファイルをぶっこ抜きmpegファイルで保存する方法
 http://wanoyakata.netfirms.com/stream/stream1.htm
 (Topページはここ)
 http://tokyo.badlink.net/
 


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このページで説明した物と今のバージョンの物では若干の違いがあるみたいです、よく質問をされます。 このページで説したバージョンの物です。自己責任でどうぞ。これは現在のバージョンではありません。 この説明ページを作った時点でのバージョンです。そしてこれを使っての質問は一切受付しません。 それを承知の場合には以下をクリックしてください。

本体
「URLSnooper11b1Setup.zip」
日本語化パッチ
URLSnooper1.02.01JP.zip

同時期の WinPcap
WinPcap_2_3.exe


日本語化のパッチを解凍して中から出てきたファイルの内 URLSonooper1.1B1JP.exe  の方を本体をインストールしたのと同じフォルダー内にコピーしてから実行するとこのページで説明したように 日本語化されます。WinPcapは URLSnooper内蔵の物で駄目な場合には、ここで説明しているようにインストールしてください。




「作成記録」



2005/04/19 このページで説明してるバージョンの物をダウンロード出来るようにした。
2004/09/11 Packet MonStar追加
2004/04/30 ページ作成