女子トイレ侵入　盗撮カメラ設置の教諭を懲戒免職

　沖縄県教育委員会は２７日、２月に勤務先の県立高校の女子トイレに盗撮目的で侵入し小型ビデオカメラを設置したとして、男性教諭（３７）を懲戒免職処分にした。

　教諭は、同僚の女性教諭を盗撮する目的で女子更衣室に侵入したとして建造物侵入などの疑いで３月、沖縄県警に逮捕され、那覇簡裁から罰金２０万円の略式命令を受けた。この事件で停職６カ月の処分となったが、新たに女子トイレへの侵入が発覚、免職となった。

　また、３月に送別会で飲酒した後に車を運転し、酒気帯び運転で摘発されたとして、高校の男性教諭（３３）を停職６カ月とした。別の高校の男性教諭（３６）は、遅刻した男子生徒が反抗的な態度を取ったことに腹を立て、頭突きなどをして額を縫うけがを負わせたとして、減給１０％（１カ月）とした。