【韓国ブログ】日本の北朝鮮への過剰反応は「軍拡への論拠か！」

　北朝鮮が行った核実験とミサイル発射実験を受け、各国は強硬な立場を打ち出している。しかし、その一方で、北朝鮮による核実験を理由に、日本が軍事力を高めるのではないかという意見も浮上している。

　韓国人ブロガーの燈台守は、今回の核実験に異常なほど過剰反応する日本に、「金正日はこれまでにも似たような問題を起こし、しばらくしてから北朝鮮の意図が把握できた。今回のミサイル発射と核実験の目的も、数日経たないと正確なことは分からない。成功したかどうかも分からない北ミサイルに過剰反応するのは時期早々」と述べる。

　また、2006年5月1日にワシントンで開かれた日米安全保障協議委員会（2プラス2）で、在日米軍再編協議が最終合意したことに触れ、「第二次大戦の敗戦後、国際法により軍を保有できずにいた日本だが、これを機に業務が限定されていた自衛隊が“正式な軍”して世界に認められ、軍事覇権国であるアメリカと軍事同盟を結んで世界へ堂々と号令する日も近いのでは」と分析。

　その上で、「北朝鮮の核実験を理由に日本が軍拡を行った場合、北アジアや東南アジア全域は日本主義へ再編され、世界に与える日本の影響は凄まじくなる。これは“ニッポンの新大東亜共栄”を意味する」とし、「実態の分からない金正日。失敗の可能性が高い安物長距離ミサイル。これらは、日本の軍拡に論拠を与えることだ。金正日は、朝鮮半島と民族において本当に最悪な奴だ」と批判している。（編集担当：橋本あゆこ）

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