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楽天側は全面的に争う姿勢 「ファウル当たり負傷」訴訟

2009年5月28日17時49分

 Kスタ宮城でプロ野球を観戦中、ファウルボールが目に当たってけがをしたとして、宮城県大崎市の税理士の男性(47)が楽天野球団と球場を所有する県を相手に、約4400万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が28日、仙台地裁であった。球団側は「安全配慮に瑕疵(かし)はなかった」として、請求棄却を求めて全面的に争う姿勢を示した。

 一方、男性の弁護人は「必要な安全対策はなされていたのか。ただ楽しんで観戦していたのに1円も賠償されないのか」などと主張している。

 訴えによると、男性は昨年5月18日、同球場の三塁側内野席で楽天―西武戦を観戦中、2回裏1死走者なしの場面で楽天の打者のファウルボールが眼鏡の上から右目に当たった。治療を続けたが、0.3だった視力が0.03まで落ちたとしている。

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