2009年5月28日 18時42分更新
県や警察、それに国土交通省の国道事務所の担当者などが集まって、交通事故の防止について話し合う会議が岡山市中区で開かれ、発生が多いお年寄りの事故を減らす対策に力を入れていくことになりました。
この会議は、交通事故を減らそうと、岡山県が毎年、開いているもので、国土交通省の国道事務所のほか、西日本高速道路など、道路や交通に関わる組織の担当者、およそ20人が出席しました。
会議では県警察本部の担当者が、県内の去年1年間の交通事故による死者は114人で、5年連続で減少したことを報告しました。
その一方で、65歳以上の高齢者が全体のおよそ56パーセントを占めており、お年寄りが犠牲になる事故が多いと指摘しました。
会議では、高齢者の事故をどのように防ぐかを中心に話し合いが行われ、必要な場合には、お年寄りの家を直接、訪れて交通安全を指導することや、お年寄りに車のライトで反射する「夜光反射材」を配ることなどが決まりました。