岡山放送局

2009年5月28日 18時42分更新

インフルの相談 半分以下に


新型インフルエンザに対応する県内の「発熱相談センター」に寄せられた相談は、これまでの1か月間におよそ8000件に上りましたが、ピーク時の半分以下に減っていることがわかりました。

「発熱相談センター」は新型インフルエンザのような症状があり、感染者のいる国や地域に行った人などの相談に電話で対応し、専門の医療機関を紹介するもので、県内では1か月前の先月28日に設けられました。

県健康対策課によりますと「発熱相談センター」に寄せられた相談はこれまでにあわせて8367件に上りました。

相談は神戸市で海外渡航歴のない高校生が新型インフルエンザに感染しているのが確認された今月16日ごろから急増し、今月19日には1085件とピークになりました。

しかし、その後は減少傾向となり、27日は382件とピーク時の半分以下でした。
これについて県健康対策課では「それぞれの人がうがい、手洗いなどの基本的な感染予防策を行い、過度な不安がなくなっているためではないか。今後も必要な人は必ずセンターに相談してほしい」と話しています。