BPOに人権侵害申し立て 田原氏の番組発言で家族会ジャーナリストの田原総一朗氏がテレビ朝日の番組で拉致被害者の横田めぐみさんと有本恵子さんに関し「生きていない」と発言した問題で、拉致被害者家族会と「救う会」は28日、「根拠なく発言したならば重大な人権侵害」とする訴えを、NHKと民放でつくる放送倫理・番組向上機構(BPO)に申し立てた、と発表した。 家族会などによると、同会の抗議文に対し、田原氏は21日付の文書で回答。「乱暴な言い方でご家族のお心を傷つけたことをおわび申し上げます」と謝罪し、「(発言の)情報源をお教えできない。根拠なしと判断することに不満はありません」としていた。 家族会の増元照明事務局長は「田原氏の影響力は大きく、知識のない人に誤解を与える。回答は発言を訂正したとは取れない」と話している。 家族会などはBPOの放送人権委員会と放送倫理検証委員会に経緯を説明した資料を送付した。 【共同通信】 |
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