地球市民としての活動

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人道援助

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自然災害への援助活動 next
 
創価学会は、これまで日本国内で起きた地震や台風、雪害などの自然災害に対し、ただちに災害対策本部を発足させ、救援ボランティアの結成、生活物資の調達、学会の会館を避難場所として提供、自治体に対する義援金の贈呈などを行ってきた。加えて海外で起きた自然災害に対しても、各国の創価学会インタナショナルと連携を取りつつ、義援金などを贈呈してきた。


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カンボジアにラジオ支援「ボイス・エイド」 next
 
1992年、カンボジアの数十年に及ぶ戦乱に終止符が打たれ、国連主導による本格的な国家再建が開始。国連カンボジア暫定行政機構は民主的選挙の方法を知らない市民への教育・広報のため独自のラジオ局を設置。これは極端に識字率の悪い現実に直面しての苦肉の策だった。国連から正式な依頼を受け、創価学会はこの活動を支援するため、各地で不要になったラジオを集めカンボジアに送る「ボイス・エイド」運動を展開。全国的に共感の輪が広がり、約28万台のラジオをカンボジアに送り、無事、民主的な選挙が執り行われた。


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難民救援キャンペーン next
 
創価学会は1973年、ベトナム難民救援募金をスタート。以来、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の後援を得て、2000年まで21回にわたる難民救援キャンペーンを展開。募金総額は14億円に達した。また、1982年から約20年にわたり、難民問題の現状とその解決を探る展示会を巡回してきた。また、1980年以来、14回にわたり、難民キャンプ調査団を派遣。現地のサポートスタッフと協力し、難民の健康状態や生活実態をじかに調査し、きめ細かで具体的な支援を継続してきた。


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識字率向上キャンペーンを支援する「ポスト・エイド」
 
中部や千葉をはじめとする青年部では、1991年、池田名誉会長とユネスコのマヨール事務局長が会談した際に、「識字率向上の問題は、人類が力を結集して取り組まなければならない課題である」と語られたことをもとに、ユネスコの識字率向上キャンペーンを支援する「ポスト・エイド」を開始。「ポスト・エイド」は、書き損じはがきを集めてユネスコに寄託し、開発途上国で、学校に行けなかった大人や学校に行けない子どもたちに学習の場を提供し、教材の購入に役立てていくボランティア活動。そして、1993年、第1回の書き損じはがきの回収を行い、76万枚のはがきが寄せられ、西アフリカのシエラレオネやカンボジアでの教育支援を行い、現地で識字活動を行っているメンバーとの交流会も開催。1994年には、インド、カンボジア、バングラデシュなどの教育支援を展開。ベトナムやインドに、中部青年部の「ポスト・エイド視察団」も派遣した。1995年、96年にも、西アフリカのセネガルやカンボジアなどの教育支援を展開。セネガルには、10か所の教育リソースセンターが作られた。1997年には、こうした中部青年部の継続的な「ポスト・エイド」の活動に対し、日本ユネスコ協会連盟から「感謝状」が贈呈された。1998年には「ポスト・エイド」報告会などをまとめた講演集を出版。1999年は、インドの寺子屋運動の青年リーダー、バルラヤさんとの交流会を行った。2002年までの10年間に寄せられた真心のはがきは180万枚を超え、大きな教育支援の流れを築いてきた。