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次世代ロボットへの期待

2009年5月28日0時4分

 ロボット技術の進歩は目覚ましいものがある。ラッパを吹くロボット、サッカーをするロボット、階段を上るロボットと、さまざまのタイプのものが試作されている。ラッパを吹いたりサッカーをしたりするのは本来、人間であって、ロボットのやることではない。しかし、試作を進める段階で確実にロボット技術が向上してきているのがうかがえる。

 ところでロボットは何かといわれると明快な答えは得にくい。産業用ロボットについては、人間の腕や手に似た多様な動作や機能を自動制御により行う機械装置、という定義はあるが、ロボットそのものには定義はない。自動車も飛行機もある種、人間の機能を機械的に伸ばした開発途上のロボットといえなくもない。それだけにいろんな想像の世界が広がり、そこにロマンさえ感じさせる。

 日本ロボット工業会によると、07年のロボット市場規模は約7100億円。まだまだ小さい。しかし、何といってもわが国は産業用ロボット大国である。すでに、人がいる所を感知して送風するエアコンや、自動的に内部を掃除するエアコンなど、ロボット技術が家電などの民生用品に応用され始めている。

 センサー技術などがさらに進化して、状況の変化に応じて動作を細かく制御し、また機械の安全性が向上したとき、どのような実用ロボットが生まれるだろうか、楽しみである。実験が進んでいる歩行型ロボットが生産工場やサービス分野で活躍するようになると、いま日本が抱える福祉、災害、医療問題などに大きく貢献すると思われる。

 次世代ロボットの出現は出口の見えないわが国の道を開いてくれるのではないだろうか。(共生)

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