同病院によると、眼科の手術は常勤医が2004年夏ごろに不在になって以来休止していた。今回の再開は患者の要望や手術の必要性を考えての対応で、手術前後の入院体制が整ったことなどから非常勤医2人が中心となって担当している。 手術は隔週火曜日に実施。手術時間は1件当たり30分程度で、1日で最高6件の手術が可能。4月に再開して以降、これまでに計23件の手術を行っており、年間約160件を見込んでいる。 同病院の加藤敏安事務長は「眼科の開業医がいない大月市内で手術が再開できて良かった。今後も病院全体の診療体制の充実を図っていきたい」と話している。一方、同様に眼科の手術を休止していた上野原市立病院は07年12月から再開、都留市立病院も6月中旬から始める予定。これにより、県東部地域の3つの公立病院すべてで眼科の手術ができる環境が整う。
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2009 山梨日日新聞社 THE YAMANASHI NICHINICHI SHIMBUN.
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