当日券を求める人たちに頭を下げる宮田会長(手前中央)=ディファ有明
「WBC世界フライ級タイトルマッチ」(26日、ディファ有明)
開催地が中国から急きょ、変更になったため、入場券も当日発売のみとなった。異例のワンマッチ興行となったが、会場の9割を埋める917人の観衆が集まった。午前10時に一番乗りで並び、午後4時の発売時には約80人が列を作った。興行主の宮田博行会長は「これだけのお客さんに来てもらって感謝したい」と神妙に話した。中国開催中止による損害額は「数千万円になるが、仕方がない。開催できたことが奇跡的」と話していた。