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久高善戦も判定負け、海外挑戦26連敗

 1回、デンカオセーン・クラティンデーンジム(左)を攻める久高寛之=ウタラディット(共同)
 1回、デンカオセーン・クラティンデーンジム(左)を攻める久高寛之=ウタラディット(共同)

 「WBA世界フライ級タイトルマッチ」(26日、タイ・ウタラディット)

 挑戦者の同級12位・久高寛之(24)=仲里ATSUMI=は判定負け。王者デンカオセーン・クラティンデーンジム(32)=タイ=が初防衛を果たした。

 “アウェーの壁”を破れなかった。慣れない屋外リングでの試合に「真夏のような暑さ」を感じた久高は、序盤から手数が少なく、デンカオセーンの前進を止められない。中盤以降は王者の失速もあり攻勢に出たが、最後まで攻めきれないまま終了のゴングを聞いた。

 判定は1-2。久高は「後半は相手がバテていたのに、グダグダに付き合ってしまった」と惜敗を悔やんだ。92年の平仲明信以来となる海外での世界王座奪取はならず、日本人選手の海外挑戦は26連敗となった。

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