チェ・ホンマン(右)を見上げるカンセコ=東京・新宿ステーションスクエア
「DREAM・9」(26日、横浜アリーナ)
予告ホームランだ!格闘家デビューする元大リーグのスーパースター、ホセ・カンセコ(44)=米国=が25日、“韓流大巨人”崔洪万(28)=韓国=と激突する無差別級のスーパーハルクトーナメント1回戦に向けて都内で会見。崔をメジャー時代に対戦した投手、ランディー・ジョンソン(45)になぞらえ、“巨人”相手に豪快勝利を誓った。
約5千人の見物人が集まったJR新宿駅前の特設会場で、カンセコは「来日してからアドレナリンが出っ放しだ」と武者震い。公開計量では崔と初対面。「投手でいえばジョンソンだね。ランディーは身長も6フィート10インチ(約208センチ)あるし、なかなか打てない。打者をおじけづかせる雰囲気があるんだ」と、今も現役(ジャイアンツ在籍)の豪腕になぞらえた。
ジョンソンとの対戦成績は「あまり打てなかった」と告白しつつ「若いころのランディーを得意にしてた打者なんてほとんどいないよ」と、笑い飛ばした天才打者。「総合格闘技版のグランドスラム(満塁本塁打)をかっ飛ばす」と“メーク・レジェンド”を約束した。