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大手コーヒーチェーン店で基準値超の大腸菌検出

 コーヒー専門店とファストフード店が販売するアイスコーヒーなどから食中毒菌が検出された。

 食品医薬品安全庁(食薬庁)は14日から「グリーン消費者連帯」と共に全国153のコーヒー専門店とファストフード店が販売するアイスコーヒーと製氷機の氷あずき用の氷300件を調査したところ、11社18店舗の21の商品から人体に有害な菌が検出されたと発表した。

 ソウル市陽川区の「スターバックス」の製氷機の氷と京畿道富川市の「ローズバード」のアイスコーヒーからは食中毒を引き起こす「黄色ブドウ球菌」が検出された。仁川市南区の「ロッテリア」では大腸菌群(直接、病気を誘発するものではないが、衛生状態がよくないところに現れる菌)と共に1ミリリットル当たり3400個を超える細菌が検出された。

 また、マクドナルドやバーガーキング、コーヒービーン、エンジェリナス、ホーリーズといったコーヒーチェーン店でもそれぞれ1~3カ所で製氷機の氷とアイスコーヒーの細菌が検出基準を超えた。

 食薬庁は摘発された店舗のリストを同庁のホームページ(www.kfda.go.kr)に公開し、食中毒菌が検出された2店に対しては営業停止1カ月、そのほかの店には営業停止15日の処分を下した。

呉允熙(オ・ユニ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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