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「家に千両箱」「札束にカビ」資産家ぶり目立つ 板橋の殺人放火 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:殺人事件
資産家として知られた瀬田英一さんは毎晩のように夜の街にくり出し、羽振りの良さを公言する一方、昼は引きこもって電話に出ないなど変わった一面があった。銀行嫌いでも有名で、自宅には多額の現金や貴金属を保管していたとされ、赤外線センサーを設置するなど用心深く生活していたようだ。
長者番付に登場
1500平方メートル超の広大な敷地に鬱蒼(うっそう)と木々が生い茂る瀬田さんの自宅。近所に住む40代の女性は「江戸時代から続く大地主で、戦前は池袋辺りまで地続きで土地を持っていた」という。
地元の不動産関係者らによると、瀬田さんはアパートや土地など約80物件を賃貸。不動産関連の収入だけで生活し、働いた経験はほとんどなかったという。不動産をめぐるトラブルを抱えていたとの証言もある。
所得税の申告納税額が1000万円を超えた人が公示される「長者番付」(高額納税者公示制度、廃止)には平成に入り2〜6年分と11、14、15年分の8回登場。これらの年には2484万〜1165万円の所得税を納めていた。
夜はよく地元や池袋で飲んだ。行きつけの飲食店の女性従業員によると、ブランド物のネクタイを締め、内ポケットには30万円程度の現金。釣り銭は受け取らず、羽振りの良さから「会長」と呼ばれた。「家には千両箱がある」「(妻の千枝子さんに)1000万円の毛皮を買った」などと話し、周囲を驚かせたこともあった。
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