(cache) 「意思伝達の手段」強調 新常用漢字表の前文案 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 「意思伝達の手段」強調  新常用漢字表の前文案

     常用漢字表の改定作業をしている文化審議会の漢字小委員会は16日、コミュニケーション手段としての常用漢字表の意義を強調した「答申前文」素案を審議、大筋で了承した。

     27日に小委の親部会となる国語分科会で、前文を含め、現行の1945字から2131字に増やす新常用漢字表の全体案を提示し、決める見通し。

     前文案では「一般の社会生活で、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安」という現行表の位置付けを堅持。パソコンなど情報機器が発達し、漢字の多用化が進む中、効率的で共通性の高い漢字を収めた表の意義は高まっているとした。

     表の性格や追加字種の選定手順、字体の考え方なども確認。新たに追加する漢字の中には、複数の字体を持つものもあるが、混乱を避けるために、最もよく使われている印刷標準字体や人名用漢字字体を採用。「遜」などは二点しんにゅうだが、手書きでは一点しんにゅうも許容した。

      【共同通信】

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