買ってきたTranscendのPC2700 DDR-SODIMMを、早速ThinkPad X31に組み込み。
今回の再換装で512MB×2枚=1GB構成から、1GB×2枚=2GB構成になった。
本体からバッテリを抜いた後、本体裏面にあるメモリスロットの蓋を開ける。
GreenHouseの「GH-DNW333-512M」とSanMaxの「SMD-N51226N-J」。
共にPC2700に対応した容量512MBのSODIMM。
SanMaxの方はELPIDAのメモリチップがのってて良い感じなんだけど、GreenHouseの方はTMTcとか素性の良く分からないメモリチップがのっててイマイチ印象が悪い。
ノーブランドで良く売られていたらしいけど、当時の評判はあまり良くなかった。
まぁ、メーカー保証はあるし問題は出てなかったからいいといえばいいんだけど…。
メモリモジュールを固定している両脇の金具を外すと、自動的にモジュールが立ち上がる
ので、スロットから取り外す。
逆の手順で新モジュールを取り付け。
メモリモジュールを斜めに差し込んだ後に押し下げ、両脇の金具でカチッとロックされれば取り付け完了。
新モジュールは2枚ともTranscend製PC2700 DDR-SODIMM「TS128MSD64V3A」。
容量は1GB、メモリチップはhynix製がのっている。
あとは元通り蓋をして取り付け作業完了。
これでこのモデルの上限となる搭載メモリ2GBになった。
BIOSでメモリ容量を確認。
2048MBと認識されていればオーケー。
もしくはWindows起動後にシステムのプロパティで確認する手もあり。
正常に認識されていない場合は取り付けが上手く出来ていない可能性があるので、再度やり直し。
初期不良の確認はmemtest86+を利用。
1周1時間半ぐらい、とりあえず2周回して問題無かったのでオーケーとした。
★ 2009年4月10日追記(2009年5月6日再編集)
ThinkPad X31が対応するメモリの規格はPC2100・PC2700・PC3200のDDR規格に対応した200pinのSODIMMです。
いずれの規格のメモリモジュールを搭載しても、PC2100規格の定格である266MHzでの動作になります。
また、安価なPC2-5300やPC2-6400といったDDR2規格に対応した200pinのSODIMMは使えないので要注意。
DDR SODIMMとDDR2 SODIMMでは切り欠きの位置が微妙に異なる為、物理的に取り付けできません。
強引に取り付けたとしても規格が異なるので動かないのですが。
DDR2の方が大幅に価格が安いからか、最近この検索が多い…。
■ IBM ThinkPad X31 (2672-PHJ) 構成:2009年2月19日
CPU:Intel Pentium M/1.6GHz
チップセット:Intel 855PM
メモリ(1):
→ Transcend TS128MSD64V3A PC2700 DDR-SODIMM 1GB
メモリ(2):
→ Transcend TS128MSD64V3A PC2700 DDR-SODIMM 1GB
ハードディスクドライブ:120GB(日立GST HTS541612J9AT00)
ビデオチップ:ATI Mobility RADEON(ビデオメモリ:16MB)
ディスプレイタイプ:12.1型TFT液晶
解像度:1,024×768 1,677万色
音源:AC97準拠ソフトオーディオ
イーサネット:10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
ワイヤレスLAN:IEEE 802.11a/b/g 準拠
PCカードスロット:TypeII/I×1(CardBus対応)
OS:Microsoft Windows XP Professional SP3
■ Lenovo:ThinkPad X31(2672-PHJ) - 製品仕様
あと強化するとすればハードディスクのSSD化か。
最近はIDEでも32GBで10,000円切ってる格安なのが出てたりするし、容量を気にしないのであれば乗り換えるのもありかも。
★ 2009年4月5日:HDD → SSD化
・ThinkPad X31(2672-PHJ):Solid State Driveへ換装
■ Amazon:
上海問屋セレクト ノートパソコン用メモリ PC2700 DDR SODIMM 1GB
Transcend 1GB 128M×64 200Pins DDR333 SO-DIMM (64M×8/CL2.5) TS128MSD64V3A