院内助産所など開設へ研修事業−東京都
東京都は、院内助産所などの開設に向けた新たな研修事業を、医療機関の管理者や助産、妊産婦の相談業務などに従事している助産師や医師などを対象に、7月から8月にかけて実施する。
【関連記事】
周産期医療の講演会28日に開催―東京都
医師と助産師との協働を―院内助産所などでシンポ
助産所の第三者評価、来年度にもスタート
症例報告のシステムづくりで議論―都の周産期医療協議会
原因分析「一般人には分からない」―産科補償制度
都では、院内助産所などの開設を促進するため、既設の医療機関(杏林大医学部付属病院)で講義や実習を行い、分娩・病棟・外来の運営状況なども把握することができる場を提供する。
研修の受講対象者は、都内の医療機関で勤務し、2010年度中に院内助産所などの開設を考えている人。研修は2コースあり、講義が中心となる「T型(1日コース)」と、見学が中心となる「U型(3日間コース)」。
T型は、医師や助産師、看護師、事務職員などが対象。院内助産所・助産師外来の開設に関する講義のほか、病棟・外来などの見学がある。参加費は無料。受講定員は8人程度。
U型は、助産師が対象で、講義があるほか、病棟・外来などの見学を通じて妊婦とのかかわり、分娩時の対応、実際の運営を学ぶ。実際に妊産婦とかかわるため、各種抗体(麻疹、風疹、水痘、流行性耳下腺炎)の確認が必要。参加費は保険加入代金を負担。定員は4人まで。
各コース6回の開催を予定。詳しくは都のホームページで。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2009/05/22j5p200.htm
更新:2009/05/27 12:34 キャリアブレイン
新着記事
院内助産所など開設へ研修事業−東京都(2009/05/27 12:34)
静岡在住の兄妹が新型インフル感染―国内9都 ...(2009/05/27 11:55)
母子感染、「拍子抜けするほど少ない」―新型 ...(2009/05/26 21:43)
注目の情報
記事を検索
CBニュース会員登録メリット
気になるワードの記事お知らせ機能やスクラップブックなど会員限定サービスが使えます。
一緒に登録!CBネットで希望通りの転職を
プロがあなたの転職をサポートする転職支援サービスや専用ツールで病院からスカウトされる機能を使って転職を成功させませんか?
【第62回】三塚千枝子さん(特別養護老人ホーム「真寿園」看護リーダー) 重度の要介護高齢者が増加し、特別養護老人ホームなどの介護施設でも医療ニーズが高まる中、施設の看護師の役割は重要性を増している。埼玉県川越市のユニット型特別養護老人ホーム「真寿園」の看護リーダーを務める三塚千枝子さんは、総合病院で ...
島根県医療対策課の木村清志・医師確保対策室長は、週末になると頻繁に全国各地へ出掛けて行く。県内の医療機関での勤務に関心を持つ医師に会ったり、医師確保に関するアドバイスを関係者から受けたりするためだ。もともとは総合診療医として県立病院に勤務していたが、地域の医療機関が医師不足にあえぐ中、5年前に現職 ...
WEEKLY