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2009年5月26日 (火)

いい卒業生と悪い卒業生

  
 
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先週、出張で不在のときに某S社で有機ELを研究してる吉崎が来室した。
仙台で友人の結婚式があるとかで、わざわざ立ち寄ってくれたのだ。
前もって知らせてくれれば、プロジェクト報告会なんてドタキャンして、「いろり」に焼き肉でも食べに行ったのに…。
 
感心したのが、お土産に「鳩サブレー」を持参したこと。
指導教授の大好きなおみやげトップスリーをいまだに覚えているとは、典型的な「いい卒業生」なのだ。
ちなみに、他の2つは「赤福餅」と551蓬萊の「豚まん」ね。 
 
世の中、恩師に刃物を向けるような悪い卒業生(これ最悪)が増加する中、吉崎のような卒業生が少なくなって来た。
転職したければいくらでも推薦書を書くからね。
まあ、こんな卒業生ほど会社で頑張ってくれてて、推薦書なんて必要ないから世の中皮肉なのだ
 
 
で、20年ほど学生見て気がついたんだけど、結局は育った環境が性格に与える影響は無視できないということ。
凶悪な犯罪者というのが、どのような家庭で育ったかということを徹底調査して、きちっと報道する必要があるんじゃないかと思う。
 
中央大卒のこのバカも、動機なんて結局は自分のふがいなさ、性格の悪さを人のせいにしてるだけ。
この事件のために、文部科学省から各大学に、専門教育ばかりでなく学生の心の教育まで行うようにとお達しが来るのではないかと、いやな予感がするのである。
  
いまのままだとバカ親に育てられた大バカ子供が増え続け、日本人の民度というものがますます下がり続けるのだ。
   
大学教員にとっては嫌な世の中になって来たものである。
 
 
 
 
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