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吉本、警察に筆跡鑑定意見書提出

 右側は前田五郎の鉛筆による直筆文字。左側は筆書きとみられる脅迫状の文字。
 右側は前田五郎の鉛筆による直筆文字。左側は筆書きとみられる脅迫状の文字。

 漫才コンビ「コメディNo.1」の前田五郎(67)=本名・前田邦弘さん=が、同僚の人気漫才師・中田カウス(59)=本名・野間勝道さん=らを脅す内容の脅迫状を書いたとして大阪府警南署に任意聴取を受けている問題で、“被害者”のカウスが26日、大阪市内で会見した。

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 カウスの会見に先立ち、吉本興業子会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシーの水上晴司社長も会見し、前田の筆跡を鑑定した専門家の意見書を18日に大阪府警南署に提出したと発表した。鑑定結果は明らかにしていない。

 南署は「正式な受理はしていないが、しかるべき捜査はやっていく」としている。

 デイリースポーツ紙の取材では、脅迫状と前田の文書の筆跡についての意見書は「ほぼ同一人物のもの」との内容。南署も吉本側から提出を受けた資料と独自の鑑定内容を基に、前田本人への聴取を進めているもようだ。

 また、脅迫状事件との関連はないとみられる1月の事件(カウス襲撃と劇場への脅迫電話)について、水上社長は「近い将来、捜査に大幅な進展があると期待している」と述べた。

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