マイクロソフトは2009年5月23日(土)、東京・杉並区にある同社の代田橋オフィスにおいて、「Xbox LIVE マルチプレイ体験会 みんなでレッツプレイ」を開催した。
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「Xbox LIVE マルチプレイ体験会 みんなでレッツプレイ」の会場 |
※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます
今回行われたイベントは、Xbox LIVEを用いて発売直後もしくは発売前の作品の魅力を、マルチプレイを通してユーザー及び各ゲームメディアに体験してもらおうというもの。
会場では、ユービーアイソフトの『H.A.W.X(ホークス)』、ディズニー・インタラクティブ・スタジオが6月25日(木)に発売予定の『エクストリーム・レーシング -PURE-』、カプコンが6月25日(木)に発売を予定する『バイオニック コマンドー』の計3タイトルが出展され、自由にプレイすることができた。
さらに同イベントでは、各タイトルのマルチプレイモードを用いての「メディア対抗戦」と「ユーザー対抗戦」が実施され、上位入賞者には各メーカーが用意した賞品の授与も行われた。また、飛び入りでXbox 360の最新情報を配信する「インサイドXbox」からナレーター・森一丁さんと、グラビアアイドル・菊地亜沙美さん、アーティスト・市川利奈さんが登場し「ユーザー大会」に参加し会場を盛り上げた。
ここでは、ジーパラ編集部も参加した各タイトルの「メディア対抗戦」の模様を中心にお届けしよう。
『H.A.W.X』対抗戦:“東京上空”での激しい攻防戦が展開 |
まずは、『H.A.W.X(ホークス)』の対抗戦が実施された。本作は、人気作家「トム・クランシー」の作品をゲーム化したエアコンバットゲーム。プレイヤーは2012年の近未来を舞台に、極秘航空部隊のパイロットとなって、世界中の空でエアバトルを繰り広げることとなる。
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まずは、『H.A.W.X(ホークス)』の対抗戦を実施 |
「メディア対抗戦」では、ジーパラを含む計8媒体が参加し、4対4に分かれて5分間のチームデスマッチが行われた。対戦が始まる前に各自、好きな機体を選ぶことになり、筆者は操縦性のパラメータが高い「F-18 HARV 1」をチョイス。
機体の選択が終わったところで対戦開始。今回、対戦の舞台となったのは東京上空で、東京タワーをはじめとした名所を確認することができた。試合が始まって早々、筆者が操る機体は突然のミサイル攻撃でいきなり撃墜されてしまう。今度は、相手に悟られないように上空から奇襲をしかけるべく上昇すると、いきなり機体が爆発。原因は、エリアオーバーというなんとも情けない理由だった。
その後は、索敵や攻撃を手助けしてくれる「アシスト機能」を上手く使い、敵にミサイルを打ち込んでいくも上手く避けられて一行に当たらない。そんなことをしている内にタイムアップの文字が画面に現れて試合終了。結果は相手チームの勝利となった。
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優勝者には、レッドカラーの「Xbox 360 ワイヤレスコントローラー」を進呈 |
一方「ユーザー対抗戦」では、Xbox 360の最新情報を配信する「インサイドXbox」からナレーター・森一丁さんと、グラビアアイドル・菊地亜沙美さん、アーティスト・市川利奈さんが登場。菊地さんが「ユーザー対抗戦」に参加して会場を盛り上げた。
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『H.A.W.X』を楽しむユーザーたち |
左から、ナレーター・森一丁さん、グラビアアイドル・菊地亜沙美さん、アーティスト・市川利奈さ |
『エクストリーム・レーシング』対抗戦:華麗なトリックが爽快 |
次に『エクストリーム・レーシング -PURE-』の対抗戦を実施。本作の題材となっている「ATV」とは、砂地やダート、雪上に至るまで、どんな路面も走行可能な小型の四輪バギーのこと。目もくらむような大ジャンプや、命知らずの空中トリック、美しく多彩なステージを駆け抜けていく爽快感などは、他のレースゲームとは一線を画するものとなっている。
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『エクストリーム・レーシング -PURE-』の対抗戦 |
『エクストリーム・レーシング -PURE-』の「メディア対抗戦」は、トリックを決めて得点を競い合う「フリースタイルモード」で行われた。使用したコースは、砂漠が一面に広がった「オコティーヨウェルズ」。レースが開始されると各メディアの代表者が、ジャンプする際に華麗なトリックを決める中、筆者の操る「ATV」は上手くトリックが決まらず、クラッシュしてばかり。
上手くトリックを決めている、ほかのプレイヤーを見ると、高くジャンプを決めたときにトリックを繰り出していた。それを参考に筆者もチャレンジしてみるとあっさりとトリックが決まる。最初の失敗を思うとそのときの爽快感は格別のものだった。しかし、燃料が切れてしまいここでゲーム終了。優勝した媒体は「ファミ通Xbox 360」で、9万点という高得点を獲得しての勝利となった。
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優勝者には、「3,500マイクロソフトポイント」が贈られた |
「メディア対抗戦」の後に行われた「ユーザー対抗戦」は、早さを競う「レースモード」で行われた。ここでは、「インサイドXbox」からナレーターの森さんも参加し、白熱したレースが繰り広げられた。
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「インサイドXbox」から森さんが「ユーザー対抗戦」に参加 |
『バイオニックコマンドー』対抗戦:アームを使って華麗に跳躍 |
最後に、『バイオニックコマンドー』の対抗戦が行われた。本作は、ファミコンソフト『ヒットラーの復活』や、そのリメイク作であるPS3/Xbox 360向けソフト『バイオニックコマンドー マスターD復活計画』の世界観を受け継いだアクションゲーム。「バイオニック・アーム」と呼ばれる兵器を駆使し、高層ビル群を移動したり、敵を掴んで投げ飛ばしたりといった「ワイヤーアクション」を楽しめる。
『バイオニックコマンドー』の「メディア対抗戦」は、5分間のデスマッチで実施。マップは、数多く建ち並ぶ高層ビルの屋上がメインの「エレベーション」が使われた。筆者は、対戦が始まると、マップのどこかにいる相手を探すため、「バイオニック・アーム」を使ってビルの間を飛び回る。その途中、「ショットガン」や「スナイパーライフル」といった武器を拾って装備を強化。あとは相手を見つけるだけという最中に、まさかの奇襲を受け倒されてしまった。
せっかく拾った武器を失ってしまい途方にくれる筆者の目の前に、遠距離の敵を狙ってこちらに気付いていない相手を発見。すかさず筆者は、「バイオニック・アーム」を相手に目掛けて放ち、そこからジャンプキックを繰り出し、相手を倒すことに成功した。その後は、ビルへ上手く飛び移れずリングアウトして自滅してしまったり、遠距離から「ロケットランチャー」で吹き飛ばされるなど酷い目に合いながらも追加で2人を撃退し、対戦終了。しかし結果は、最下位という残念な順位に終わってしまった。
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優勝賞品は、『バイオニック コマンドー』の前作にあたる『ヒットラーの復活』の北米版パッケージなどが描かれた「ランチボックス」 |
最後となる「ユーザー対抗戦」では、「インサイドXbox」の市川さんが出場。対戦中は、「バイオニック・アーム」を使っての「スイングアクション」が多く見られた。
[ジーパラドットコム編集部]
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「インサイドXbox」の市川さんは、
ピンク色のキャラクタでユーザーを相手に真っ向から勝負を挑んでいた |
◆『H.A.W.X(ホークス)』
ハード:Xbox 360
メーカー:ユービーアイソフト
ジャンル:エアコンバット
発売日:2009年4月23日(木)
価格:7,329円(税込)
CERO審査:「A」(全年齢対象)
◆『エクストリーム・レーシング -PURE-』
ハード:プレイステーション3/Xbox 360
メーカー:ディズニー・インタラクティブ・スタジオ
ジャンル:エクストリーム・レーシング
発売日:2009年6月25日(木)予定
価格:7,329円(税込)
CERO審査:「A」(全年齢対象)
◆『バイオニックコマンドー』
ハード:プレイステーション3/Xbox 360/PC
メーカー:カプコン
ジャンル:新世代スウィングアクション
発売日:2009年6月25日(木)予定(※PC版は未定)
価格:7,340円(税込)
CERO審査:「D」(17才以上対象)