暴力団が地元商店街などに介入するのを防ぐため、警視庁と地域の住民が一丸となって「暴力団排除」を訴えるキャンペーンが東京・練馬区で行われました。
この「暴力団追放キャンペーン」は、東京・練馬区の商店街などに暴力団が介入するのを防ぐ目的で行われ、商店街の店主や警視庁の捜査員、合わせておよそ60人が参加し、駅前でビラ配りなどを行いました。
練馬区内には暴力団事務所が7か所あり、地元の商店にみかじめ料の支払を求めたり、暴力団が絡むトラブルは今年に入って9件起きています。
先月には、住吉会系の暴力団組員2人が男性に対し「坊主になれ」などと強要した疑いで逮捕されていて、警視庁では「暴力団を恐れない。金を出さない。利用しない」と、暴力団追放の三原則を呼びかけています。(26日18:31)