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... 新型インフル 高速バス影響じわり 関西方面で利用減

05/20-13:01--新型インフル 高速バス影響じわり 関西方面で利用減

 兵庫県と大阪府で感染拡大の止まらない新型インフルエンザが、岡山発着の高速バスに影響を及ぼしている。直接的要因かどうかは確認できないが、神戸、大阪への3路線で乗客減少の動きが出ており、運行各社は今後の動向に気をもんでいる。  岡山発着で神戸、大阪方面に向かうバスは3路線ある。神戸行きは、両備ホールディングスバスカンパニー(岡山市北区錦町)など3社が共同運行。大阪行きは、両備と下津井電鉄(同市北区大元駅前)、中国JRバス(広島市)の3社が単独運行。関西国際空港行きは、両備など3社が共同運行している。  両備は、神戸、大阪方面3路線の1便当たり乗客数が平均16〜19人だが、17、18日は1〜2割程度減った。同社は「神戸方面への移動を避けた影響ではないか」と分析する。  下電は、両日で1件キャンセルがあった。新型インフルとの因果関係は「間接的なものかもしれない」とみる。  中国JRは「乗客数が前年同期比で減少し続けているので、影響を計りようがない」と話す。