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男女の違いを尊重してこそ

5月26日23時5分配信 産経新聞

 長崎市で今春、「日本男女別学教育研究会」が発足し、代表の中井俊已さんから手紙をいただきました。男女別学に関する“唯一”の教育研究会だそうです。

 いま設立する目的は…。中井さんによると、最新の脳科学研究で男女の違いを踏まえた教育が見直されているそうです。男女の特性を生かした学習法も開発され、米国では男女別学クラスも増えているといいます。

 中井さんは私立小中一貫の男子校で20年以上教師経験があり、現在は作家や教育コンサルトとして活動しています。中井さんの経験でも、例えば小学校の国語の教材で男女で興味を持つストーリーが違うといいます。

 研究会では各地の男女別学の学校を視察するなど事例を集め、メールマガジンや本の出版を計画しているそうです。

 過去に行き過ぎたジェンダーフリー教育(性差否定教育)が問題になりましたが、最近では小中高校生を対象にした旺文社のアンケートで「おまえ、いいかげんにしろよ」といった男言葉を使う女子が3割いるなど言葉遣いが「中性化」しているという気になる結果もありました。

 中井さん自身は大学まで共学でした。「共学に反対」ではなく、男女の違いを尊重してこそ「子供たちの良さをより伸ばせる」「異性を敬い大切にする心が育つ」という考えだそうです。(辺)

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最終更新:5月26日23時5分

産経新聞

 
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