前回のエントリー「妄想小説「911」を読んで その1」の続きである。
改めて言うが、このシリーズは、この著者R・Kが悪意に満ち満ちて「捏造」と「妄想」を世間に流布していることを、おそらく僕ら
について書いているだろうから、その当事者によって事実を語ることでそれを立証したいと思う。
特に、第5章その3に書かれている文章はすべて「嘘」や「捏造」である。「妄想」といっても過言ではない。
早速、続きをはじめよう。
4、スペイン滞在の間、現地に滞在する日本人サークルの中で、おかしげなリクルートをやっている連中と出会う。
下藤にもお声が掛かる。そう、このバルセロナの地は、北朝鮮政府と連携する日本紅軍の工作員リクルートの場でもあったのだ。
左翼運動で有名なH大学にいた下藤は、学生時代もマルクスだのエンゲルスだのに傾倒し、いっぱしの左翼学生気取りだった
時期がある。北朝鮮は、日本国内で情報収集や破壊工作に携わる日本人エージェントの育成を急務としていた。元左翼学生
だった下藤は、格好のターゲットだったのである。
>スペイン滞在の間、現地に滞在する日本人サークルの中で、おかしげなリクルートをやっている連中と出会う。
●そのようなサークルには一度も参加はしていない。語学習得をより確固たるものとするために、留学に際して、お世話になった
現地在住の日本人たちからも口すっぱく言われていたので、日本の人たちとは距離をおいていた。
ホームステイ先はスペイン人の家族、クラブ(水球の)へ行けば、周りはすべてスペイン人。日本の人たちと日本語で話して
いる暇はなかった。
>下藤にもお声が掛かる。
●そんなサークルへいったこともないので、おかしげなリクルートをしている、していないなんて事情も全くわからない。
勿論、日本人からも、スペイン人からも、他の外国人からも、誰からもお声を掛けられたことはない。
>そう、このバルセロナの地は、北朝鮮政府と連携する日本紅軍の工作員リクルートの場でもあったのだ。
●確か、北朝鮮に拉致されたとされている方が、バルセロナ経由で北朝鮮に連れて行かれたと報道があったと思うが、それの
「パクリ」ではないか。バルセロナにいたというだけで、僕もそこでリクルートされ北朝鮮に連れていかれたに違いないと、
「思わせたい」のだろう。日本紅軍の工作リクルートの場であったかは全く知らない。また、バルセロナが日本紅軍の工作員
リクルートの場であった、(ある)という客観的な証拠もないし、聞いたこともない。僕と日本紅軍、北朝鮮とを結び付け
たいがために「捏造」した話だと思う。
>左翼運動で有名なH大学にいた下藤は、学生時代もマルクスだのエンゲルスだのに傾倒し、いっぱしの左翼学生気取りだった
時期がある。
●この部分も笑わしてもらった(笑)。Hというのは法政大学。僕がここの卒業生だったことは著者に話したことはある。
「マルクスやエンゲルスに傾倒し」とあるが、学生時代はマルクスやエンゲルスって誰? くらいの感覚でしかなかった(笑)。
確かに法政大学というところは左翼や中核派が多いと聞く。学生時代もよくバリケードをはって、拡声器で大声張り上げていた
変なやつらがいた。水泳部の寮で生活していたが、先輩からは、「あいつら基●外だから、相手にするなよ」とよくいわれた
ものだ。
それと、体育会の寮生活は厳しかった。左翼、右翼などとその言葉すら知らなかったし、そんなものに傾倒してる暇もなかった。
ここでも文章(妄想)をうまくまとめる為に「傾倒」していることにしておきたかったのだろう。
>北朝鮮は、日本国内で情報収集や破壊工作に携わる日本人エージェントの育成を急務としていた。
●へー、北朝鮮はエージェントの育成を急務としていたんだ?(笑)。全く知らない。北朝鮮の事情に著者の方がお詳しい
ようだね。かえって怪しいのだけど(爆)。
>格好のターゲットだったのである。
●ということにしておかないと彼の主張の体裁がつかない。ここまで書けばもう皆さんおわかりであろう。
5、そんな下藤の過去を知ったリクルーターは、「一、二ヶ月ほど、ピョンヤンに行って、主体思想を勉強してみないか?」
と持ち掛ける。旅費から何から出してくるという。北朝鮮については、単純に地上の楽園だと思っていた。学生時代、そういった
プロバガンダしか与えられてなかったからだ。だから、興味をそそられて、ピョンヤン行きを承諾した。
6、ピョンヤンでは、徹底した洗脳教育を受けた。バルセロナに帰ってきた下藤の脳は、到底、修復できないほど、共産主義の
ウイルスに犯されていたのである。そして、強制送還されて、帰ってきた名古屋では、完全な潜伏工作員として、共和国のための
非公然活動に従事してきたのである。
>「一、二ヶ月ほど、ピョンヤンに行って、」・・・興味をそそられて、ピョンヤン行きを承諾した。
●バルセロナに滞在していたときに行った都市は次の通り。
ローマ、ミラノ(3度)、ぺスカラ(ローマ郊外の小さな街)、ストックホルム、コペンハーゲン、ブタペスト(2度)、パリ、フランクフルト、
ミュンヘン、アムステルダム。すべて水球の大会や日本水泳連盟の依頼で、通訳として行った都市である。スペイン国内では、
バカンスと水連の通訳としてマドリッド、サンタンデール、マジョルカには訪れた。どこもすばらしい場所であった。
ピョンヤン???? はぁ??(笑)
>そんな下藤の過去を知ったリクルーターは、
●「リクルーター」とはどこの誰で、どこの国籍の人であろうか? いつからいつまでピョンヤンにいってたのか?そもそも客観的な
証拠はあるのか? 地上の楽園?主体思想?今現在も「主体思想」というのが何のことかわからない。
学生のころの北朝鮮の印象は一般の人たちが抱くように「最悪の国だなー」としか印象になかった。政治、宗教なんかに関わって
いる暇なんて全くなかったし、興味もなかった。
また強制送還もされていない。僕を「悪」と印象付けたいがためにこの部分も「嘘」や「捏造」、ありとあらゆることを並べ立てている。
●ところで、もし北朝鮮で潜状工作員と訓練を受けたのであれば、強制送還なんてされるのかな?(笑)。バルセロナにも日本にも
「工作員」なるものたちがいるとするなら、強制送還をされないように無事に帰国させようとしないのか?
●正規の手続きで自分の意思で、AIR FRANCE(確か)で最終帰国した後は、名古屋で家業(酒屋)を手伝っていた。
今現在も実家で働いているが、非公然活動なんてしていない。いつ、どこで、どんな非公然活動をしていたのか?
もしそうだという確証があるなら、警察に連絡したほうがいいんじゃないか。この著者や支持者の人たちに何度も同じことを
尋ねたが、誰一人、関係各方面に問い合わせた人はいない。なぜだろう?
日本という国を陥れるために活動しているのであれば、警察、公安は動いて当然のはず。
彼らの言い分ではないが「僕が国家を脅かす非公然活動をしている」と、R・Kが警察に早く告発するのを心待ちにしている(笑)。
●どうせ「警察もグルだから」連絡しても無駄。という答えが返ってくるだろう。つまり著者は警察を信用していないわけだ。
一方で、ネット上で、「警察・公安関係者の皆様へ・・・」などというタイトルで記事を書いているのは矛盾である。
また、自らが行動(通報)したという形跡もない。もしかして、ネット上で上記のようなタイトルで記事を書けば、気に入らない
人間を著者自身が「裁く」ことが可能であると考えているのであろうか? しかし社会の仕組みはそんな単純なものではない。
「裁く」のは「司法」であって、この著者や支持者ではない。バルセロナから最終帰国して今年で14年目だが、未だに警察や
公安から連絡が来たり、関係当局が自宅に来たことはない。そもそも「非公然活動を行う北朝鮮の工作員」を警察が通訳として
僕を10年以上雇うだろうか?
(これは昨年、著者主催の掲示板で何度も言っている)
●また、ここでも、「警察もグルだから・・・・」か? 寝言(妄想)も休み休み言ってくれ。グルだと思っているなら警察に
呼びかけることもそもそもおかしい。
そして、繰り返すが、僕よりこの著者の方が北朝鮮や「リクルーター」や「おかしげなサークル」とかにお詳しいようなので
「怪しい」とするなら、この妄想小説の著者の方が怪しい(笑)。
7、下藤がこの活動に自らを投入して初めて知ったことがあった。なんと、共和国は、総和学会と統率協会と連携しているのだ。
両者とも、実は、北朝鮮と繋がった在日コリアンが中核を支配していることを知ったのだ。
当然、これらの朝鮮半島カルトの在日たちとも交流ができる。そして、共和国本国から、活動資金の提供が出来なくなってきた。
自分で工面してくれと要請が来る。そのための人脈も紹介される。下藤は、総和学会の麻薬密売組織に組み込まれる。
>下藤がこの活動に自らを投入して初めて知ったことがあった。なんと、共和国は、総和学会と統率協会と連携しているのだ。
両者とも、実は、北朝鮮と繋がった在日コリアンが中核を支配していることを知ったのだ。
●そんな活動に自らを投入していないから、共和国が総和や統率と連携しているということは知る由もない。当然、その二つの
宗教団体が朝鮮半島カルトの在日が中核をなしていることも知らないし、在日コリアンたちとも交流できるはずがない。
●僕が今まで、知り合った在日コリアンはごく少数。今でもお付き合いにある人がいるが、もちろん朝鮮半島カルトの在日の人
たちではない。いい人たちばかり。ある一人を除いては・・「・」。
>そして、共和国本国から、活動資金の提供が出来なくなってきた。自分で工面してくれと要請が来る。そのための人脈も
紹介される。下藤は、総和学会の麻薬密売組織に組み込まれる。
●後に出てくる「麻薬関連」の話との辻褄合わせのために、「資金の提供ができなくなった」としておかなければならなかった
のだろう。今だかつて統率協会の人だ、という人には一度も会ったことがない。家は昔からの酒屋であるので、公明党の市議さん
も挨拶には来る。総和学会のおばあちゃんたちもよく買い物に来てくれる。
「こんどの選挙は公明党にお願いします!」と選挙前によく言われるが、「はい、わかりました。」と答えるだけ。
その3で、詳しく述べるが、総和、統率とされる組織からもどこからも資金の提供を受けたことはない。そのための人脈も紹介
されたこともない。
~つづく~
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