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＜大阪＞厚生労働省職員を逮捕 |
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(5/26 20:35) |
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障害者団体向け割引制度を悪用した郵便法違反事件で、厚生労働省の係長が、団体側に対して偽の「内部文書」を作った疑いがあるとして、大阪地検特捜部は係長を逮捕しました。
虚偽公文書作成と行使の疑いで逮捕されたのは、厚生労働省・障害保健福祉部の係長・上村勉容疑者（３９）です。障害者団体向けの割引制度の悪用をめぐっては、福岡市の家電量販店「ベスト電器」などの不正ダイレクトメールの発送に関わったとして、自称・障害者団体「白山会」の代表・倉沢容疑者らが逮捕されています。この「白山会」の前身団体「凛の会」は２００４年、割引制度の適用を受けやすくするため、関係団体に厚生労働省が障害者団体としての承認手続きを進めているとする「内部文書」を提出しました。しかし捜査関係者によりますと、厚労省側には文書の記録がなく、これが虚偽の文書だったことがわかりました。上村容疑者は逮捕前、事実関係を確認する記者の質問に、「知らないです」と答えていました。しかし大阪地検特捜部は、上村容疑者が偽の「内部文書」を作成した疑いが強まったとして逮捕しました。地検特捜部によりますと上村容疑者は、２６日朝からの任意の事情聴取に対し、容疑を認めていたということです。
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