憧れのお菓子。シュトロイゼル。
お家にあるもので簡単に作りました。

パイ皮の代わりに春巻きの皮。
カスタードとスポンジの代わりにカスタードケーキ。

なんちゃってパイ皮はさっくさく。
その皮に包まれて、蒸されるように火が入った
りんごとカスタードケーキはしっとり、とろり。

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***さく・ふわ・シュトロイゼル(4個分)

材料
カスタードケーキ・・・4個
春巻きの皮・・・12枚
りんご・・・1個
はちみつ・・・小さじ2
レモン汁・・・小さじ1
溶かしバター・・・20g
粉砂糖・・・適量

作り方
(1)りんごは芯を取り、皮つきのまま角切りにして、はちみつとレモン汁と合わせる。
(2) 春巻きの皮の表面に、溶かしバターを薄くぬり、少しずつずらして3枚重ねる。
(3) カスタードケーキの上に、(1)を適量のせ、3枚重ねた春巻きの皮でくるむように包む。


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春巻きの皮を少しずつずらして3枚重ね、
カスタードケーキの上にかぶせる





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カスタードケーキの形にそって皮で包む






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はみ出した皮をカスタードケーキの下に入れ込み、
形を整える





(4) トースターで7分焼く。粗熱が取れたら、お好みで粉砂糖をふる。


10分足らずでできちゃうとはタネあかししたくないくらい。
りんごをのせて、春巻きの皮を重ねて焼くだけ・・・です。

元祖シュトロイゼル発祥の地、ドイツのお菓子屋さんには怒られちゃうかなあ。

そしたら、逆にこのカスタードケーキのお陰ですって
CMしちゃおう。
実はこの、出来上がりのしっとり感、
カスタードケーキならではだと思っています。


試食を皆でしていただいたときに
「気になってたんですよー。」
と喜んで男性陣が真っ先に手をのばしてくれました。
甘さ控えめなチーズケーキが好きな男性は多いですね。
 
気になる感想は・・・
"わ、しっとり。〈なんちゃって〉じゃない。〈ちゃんと〉チーズケーキですよ。"
と太鼓判を押してもらえました。


レシピを見てびっくりされるかも。
ヨーグルトと生クリームを合わせて浸すだけ・・・
なんです。
爽やかなコクがお口の中でシュワっと溶けます。


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***なんちゃってチーズケーキ(6個分)

材料
カスタードケーキ・・・6個
ヨーグルト・・・200g
生クリーム・・・200cc
砂糖・・・大さじ1
ミントの葉・・・適宜

作り方
(1)ボウルにヨーグルトと生クリーム、砂糖を入れて合わせ、カスタードケーキを浸す。
(2)バットに移して、冷蔵庫で冷やす。ミントの葉を添える。


実はこれ、卵を泡立てて、スポンジを焼いてから・・・というマイレシピ
だったのだけど、スポンジを作らずに5分でこの味。
カスタードケーキさまさまです。

もちろん、子どもも一緒に作れる簡単(すぎ?)レシピ。
しっかり冷やしている間、白くてまるいケーキが
冷蔵庫にならぶ姿もかわいいです。

夏は冷凍してシャリシャリ食べるのも美味しい。

子どもの手作り、しかも甘さ控えめケーキなら
きっとお父さんも喜んでくれるはず。
休日には家族みんなでいかがでしょう♪


ふんわり美味しいカスタードケーキを焼いちゃうなんて乱暴なレシピ???

でも口に運んでビックリ。

サックサクのクッキーみたいになるんです。



外はカリカリ香ばしく中はしっとり。

多分一から自分一人では作れないなあと

イソイソ、今日もトースターで焼きました。


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* **いっしょにワッペンケーキ


材料(4個分)

カスタードケーキ・・・4個

マシュマロ(小さいもの)・・・4個

ロッテ チョココ・・・適宜

ロッテ トッポ・・・適宜

ミモザ(季節のフルーツでも)・・・適宜



作り方

(1)カスタードケーキにマシュマロを乗せて、オーブントースターに30秒かける。

(2)マシュマロが溶けたところへチョココや半分に切ったトッポをくっつけて食べる。トッポで顔を描いても、お好みのフルーツを飾ってもかわいいです(今回は製菓材料のミモザを飾っています)。





どうせ焼くなら・・・とマシュマロも乗せて。

ぷくっと膨らんだ様子が可愛くて、

焼きたての香ばしい香りを楽しみたくて

娘と二人、トースターの前から離れられません。



トースターから出したてを食べたくなるけれど、

マシュマロの上に好きなお菓子も乗せて

ちょっとおめかし。



お皿の上にちゃんとのせて

手をあわせてからいただきます♪

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小さいころから私も大好きなカスタードケーキ。
娘が今美味しそうに食べている姿を見るとなんだか不思議。そして嬉しい。

"おかあさんも大好きなんだ"と言いながら、なくなるとついまた
スーパーでかごに入れてしまいます。

なるべく、季節をたのしみながらおやつを食べたいなと思っています。
春はやっぱり、桜、いちご、まだ少し涼しいから温かいお茶を入れて。

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白玉粉を混ぜたもちもちしたクレープ生地で、カスタードケーキを挟みました。
そして、いちごと桜。
最近では娘も一緒にこのクレープ生地を焼けるようになりました。
もっぱらケーキの味見が嬉しいみたいだけど。

* **桜クレープもちの作り方(6個分)

材料
カスタードケーキ・・・6個
いちご・・・6粒
桜の葉の塩漬け・・・6枚
白玉粉・・・50g
水・・・3/4カップ
砂糖・・・10g
薄力粉・・・50g
食紅・・・微量

作り方
(1)いちごはへたを取って、薄くスライスする。
(2)桜の葉は水気を拭く。
(3)ボウルに白玉粉と水半量を入れてよく混ぜる。
白玉粉が溶けたら、残りの半量の水を加え、
薄力粉、砂糖を合わせてなめらかになるまで混ぜる。
(4)食紅を微量加え、ピンク色になったら、フライパンにサラダ油少々(分量外)を温め、大さじ2ずつ流して5㎝×20㎝くらいの楕円になるように焼く。
(5)(4)のクレープでカスタードケーキ、いちごを包み、さらに桜の葉で包んでできあがり。


簡単すぎ? でもカスタードケーキの香ばしい香りと優しい味で
お客様に出しても喜ばれる、ウチの定番春のお菓子。
黒文字*で丁寧に食べたくなります。

そして、元祖桜もちより軽い口当たりに
"おかわり"コールもいただけちゃうのです。

*くろもじ・茶道で、菓子に添えて出すようじ。また一般に、つまようじのこと。
黒斑のある緑色の樹皮のクスノキ科の落葉低木が黒文字という名前で、この木から作ることから由来する。

プロフィール


神奈川県出身。現在30とン歳。男前な黒幕
(旦那サン)と美人の娘(4歳)の3人家族。 料理講師、メニュープランナーなどを経て、2002年に渡米。帰国後、出産し、育児&日々の料理サイト『よめ膳@YOMEカフェ』が1日7万件アクセスの大人気ブログに。愛情豊かなママが綴る育児日記と日常のアイデアあふれる献立が幅広い年齢層から支持され、ファンが多い。
著書に「YOMEカフェレシピ」(宝島社)「YOMEちゃんの子どもがよろこぶおやつ」(講談社)など多数。また、雑誌や料理サイトへの連載も実施中。


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