岡山放送局

2009年5月26日 19時3分更新

インフル 企業向けの相談窓口


新型インフルエンザの感染の広がりで旅行がキャンセルされるなど、企業のなかに経営が圧迫されるところが出てきていることから、商工会議所や金融機関は、企業向けの特別相談窓口の設置を始めています。

新型インフルエンザの感染が広がった影響で、政府は、関西を中心に旅行客や買い物客が減るなど、中小企業の経営に影響が出ているとして、全国の商工会議所や政府系金融機関に対して、支援を手厚くするよう指示しています。

県内では、26日、岡山商工会議所に新型インフルエンザの特別相談窓口が設けられ、売り上げの落ち込みなどで資金繰りが悪化している中小企業に対して低利子の融資制度の利用などを勧めることにしています。

一方、「日本政策金融公庫」の岡山支店と倉敷支店、それに津山支店、また、「商工中金岡山支店」にもすでに相談窓口が設けられていて、中小企業などから返済の猶予や新たな融資の相談が寄せられた際は、柔軟に応じることにしています。