2009年5月26日 19時3分更新
26日朝早く、倉敷市の住宅で男性が背中や腰を刃物で刺されてけがをしているのが見つかった事件で、警察は26日正午すぎ、逃走していた42歳の妻が包丁で男性を刺したとして殺人未遂の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは倉敷市連島町鶴新田に住む無職、高本留美子容疑者(42)です。
警察の調べによりますと、高本容疑者は26日午前5時ごろ、自宅で、夫で会社員の尊仁さん(34)の背中や腰などを刃渡り14センチの包丁で刺して殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いがもたれています。
高本容疑者は尊仁さんを刺したあと自宅から逃げ、警察が行方をさがしていましたが、正午すぎ、高本容疑者の知人から「近くの駐車場にいる。」という通報を受けて警察官が駆けつけ、その場で逮捕しました。
警察によりますと高本容疑者は、「殺すつもりはなかったが、私が刺した」と供述しているということです。
警察によりますと、高本容疑者は25日夜から家族を交えて夫の尊仁さんと別れ話をしていたということで、警察は犯行の状況や動機を詳しく調べています。